新人看護師の中には、ミスばかりしてしまう自分に落ち込んでしまい、自分は看護師に向いていないのではないか、と感じる人もいるかもしれません。
失敗やミスを繰り返してしまうと、仕事をしていく上で恐怖を感じてしまい、ミスをするのが怖くて仕事へ行くのも憂鬱になってしまうケースもあります。
ミスばかりで仕事が辛いと感じている新人看護師は多く、今活躍している先輩方も同じ経験をしてきているのです。
では、どうやってミスばかりしていしまう自分を乗り越えていったのでしょうか?
自分のミスの傾向を知っておく
看護師の9割以上が、実は「これまでに失敗したことがある」と回答しています。
仕事をする上でミスをしないことが一番ですが、ミスをしてしまったことで落ち込んだりする必要は全くありません。
特に仕事に慣れていない新人看護師は、ミスをして勉強することも看護師としての成長には必要なのです。
ミスをしてしまった際には、同じようなミスを繰り返さないためにも自分が起こしやすいミスの傾向を知っておくことでミスを防ぎやすくなります。
ミスの傾向を知るためには、先輩や上司など客観的な意見を参考にすることが一番なので相談することが良いでしょう。
自分が出来ていることを褒めてあげよう
ミスばかりしてしまっている時は、自分自身を責めてしまい自信をなくしてしまいます。
ミスをしたことによって落ち込み自分を責めてしまうこともありますが、自分を責めすぎてしまうことで精神的にも辛くなってしまいます。
ミスにばかり目がいってしまいがちですが、自分が出来ている、成長していることにも目を向けることが大切です。
1日1つ、その日の仕事でできたことを挙げて、自分自身を褒めてあげましょう。
「昨日注意されたことが、今日はきちんと出来た」などの些細なことでも良いのです。
1つずつ挙げていくことで毎日、出来たことを積み重ねていくと自分の自信に繋がっていきます。
その自信がミスを減らすことにつながってくるのです。
ミスを乗り越えて自信に変えるために
新人の間は、仕事にも慣れずミスをすることも多いです。
ミスをして注意されて落ち込むこともありますが、ミスをすることで成長に繋がっていることもあるので、前向きに考えて次に繋げることも大切です。
ミスをした分だけ看護師として成長することができるので、落ち込んだ気持ちを自信に変えていきましょう。
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