整形外科病棟の基本が身に付く新人看護師向けの参考書3選!

整形外科で働く新人看護師の中には、術後のケアやボジショニングなど分からないことが多いと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

整形外科病棟では骨折の患者さんと関わる機会が多いので、ポジショニングなどが重要になってきますが、どの参考書を見て勉強すれば良いか分からないという人も多いですよね。

また術後の管理や整形外科病棟特有の術後のケアなども必要になってくるので、幅広い知識が求められます。

今回は整形外科病棟の基本が身につく新人看護師向けの参考書を3選紹介します。

整形外科病棟の基本が身に付く新人看護師向けの参考書

解剖と病態を勉強したい看護師にオススメの参考書

病気がみえるvol.11 運動器・整形外科

〜目次〜
運動器の概観と生理/運動器の構造・整形外科/上肢の疾患/下肢の疾患/体幹の疾患/末梢神経損傷/ 外傷/骨・軟部腫瘍/脊髄腫瘍/リウマチ性疾患/慢性関節疾患/骨系統疾患/代謝性骨疾患/感染性疾患/リハビリテーション/ 関節可動域測定

整形外科は他の部署と違って、主に骨の病気がメインになりますが、解剖学は苦手という新人看護師も多いと思います。

この本では整形外科で扱われる骨の疾患だけでなく、解剖学も身につけることができるので、解剖学の基本を勉強することができます。

また、オールカラーで紹介されているので、イメージがしやすく、レントゲン写真も紹介されているので臨床で活かせる知識ばかり。

整形外科の疾患は合併症などにも気をつける必要がありますが、この本には基本的な部分は網羅されているので、課題の勉強にも役立ちます。

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整形外科の看護ケアを勉強したい新人看護師のオススメ

写真でわかる整形外科看護―受傷期のケアから社会復帰への支援まで、写真で体験! 

〜目次〜
受傷期のケア/保存療法期のケア/周手術期のケア/リハビリテーション期のケア/社会復帰への支援とケア

整形外科では、骨折の患者さんのポジショニングなど基本的な看護ケアとは少し違った臨床看護スキルが必要になります。

牽引治療を行う患者さんの体位変換、牽引を行う際の介助など整形外科病棟に必要な看護ケアをこの本で身につけることができます。

看護ケアが写真で紹介されているのでイメージしやすく、普段の勉強にも活用できる1冊です。

整形外科病棟で働く看護師の中にも愛用しているという人は多いです。

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術前・術後ケアを勉強したい新人看護師にオススメの参考書

整形外科の疾患・手術・術前術後ケア: 3ステップで大事なところをいいとこどり!

〜目次〜
(第1章)肩〜肘/(第2章)脊椎/(第3章)股関節〜大腿/(第4章)膝関節/(第5章)手足

整形外科では保存的療法だけでなく、手術によって治療が行われるので、術後の管理が重要になってきます。

術後はモニタリングやケアなどを24時間体制で行なっていきますが、術後は急変なども起こることが考えられるため、術後の観察ポイントなどをしっかり把握しておくことが必要になります。

この本では整形外科の手術前後のケアが紹介されているので、術後の管理を勉強するのに役立つ1冊です。

また、手術についても詳しく紹介されているので、整形外科の急性期の手術と周手術期の看護ケアや管理について身につけることができるアイテムです。

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整形外科病棟の勉強をスムーズに行うために

整形外科は骨の疾患がメインであり、骨折などの場合はポジショニングも特殊になるので、合併症を防ぐためにも正しい知識を身につけることが必要です。

整形外科は急性期の術後管理のスキルも必要になりますが、観察項目や看護ケアも根拠を理解して行うことが大切です。

整形外科で必要な知識の勉強をスムーズに進めたいと考えている人は、今回紹介した3つの本を参考にしてもらえると幸いです。

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★TOMO★

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看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/