循環器は苦手という新人看護師も多いと思いますが、循環器外科では急性期の知識も必要になるため勉強が大変ですよね。
特に術後の管理が重要になりますが、循環器外科では手術時間が長くなる疾患も多く、リスクアセスメントも大切になります。
循環器が苦手という人も多いと思いますが、適切な看護を行う上で正しい知識を身につけることは重要になります。
今回は循環器外科で働く新人看護師のオススメの循環器外科の看護ケアが分かる参考書を3選紹介します。
循環器外科で働く新人看護師にオススメの参考書
循環器疾患の基本を勉強したい新人看護師にオススメ
〜目次〜
心不全/虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)/不整脈/高血圧/弁膜症/心筋・心膜疾患/動脈疾患/静脈疾患
循環器は全身に関わる部分が多いので、覚えることもたくさんあります。
循環器の看護を行うためには、まずは疾患を理解することが大切になりますが、疾患の理解が苦手という人も多いはず。
この本では循環器の疾患を中心にイラストを交えて紹介されているので、イメージしやすく楽しく勉強を進めることができます。
疾患の紹介だけでなく、症状に合わせてどのような看護が必要なのか?という目線で書かれているので、より実践的な知識を身につけることができます。
術後の看護ケアを勉強したい新人看護師にオススメ
〜目次〜
(第1章)心臓のしくみ/(第2章)心臓外科看護のポイント/(第3章)術式別ケア
循環器外科では心臓疾患の手術などの治療も行われるため、術後の管理も重要になってきます。
この本では、術後に高度な患者管理やケアが求められる心臓外科の手術について、基本的なことから看護の全般までを網羅しています。
術式別に看護が紹介されているので、術式別に看護ケアを勉強することができます。
新人看護師向けの内容になっていますが、臨床指導者からベテランまで使える1冊になっています。
疾患別ケアを勉強したい新人看護師にオススメ
〜目次〜
心臓・大血管の構造と機能/心臓・大血管疾患の主要症候/心臓・大血管疾患の診断/先天性心疾患とその手術/虚血性心疾患とその手術/弁膜疾患とその手術/その他の心疾患とその手術/大血管疾患とその手術/末梢血管疾患とその手術/心臓・大血管手術患者の術後管理とリハビリテーション
心臓外科は様々な種類の手術が行われますが、術式によって看護ケアの方法が違うこともあります。
この本では心臓外科の疾患別のケアについて紹介されており、看護のポイントが書いてあるのでナースにとって看護ケアのポイントが分かりやすい内容になっています。
20cmほどのハンドブックになっているので、白衣のポケットに入れて持ち歩きながら、必要な時に確認できるのも嬉しいポイントです。
心臓外科で使用されている薬剤から看護ケア、リハビリテーションについて紹介されているので、隙間時間に勉強したいという看護師にもオススメです。
循環器外科の看護ケアを身につけるために
循環器は全身に関係する部分であるため勉強が難しいと感じている人も多いと思います。
特に心臓外科では術後のケアなどの知識も必要になるので、正しい知識を身につけることが求められます。
循環器外科の看護ケアの勉強を進めたいと考えている人は、今回紹介した循環器外科の看護ケアについての3冊を参考にしてみてください。
関連記事(PR含む)
★TOMO★
最新記事 by ★TOMO★ (全て見る)
- 慌てず冷静になることが大切!病棟の急変対応の流れについて - 2018年3月4日
- カテーテルの長さがポイント!口腔内吸引の手順と吸引のコツ - 2018年3月2日
- 刺入部位の観察がポイント!中心静脈栄養中のケアの手順と観察項目 - 2018年3月2日