呼吸器外科では主に呼吸器の疾患がメインになり、手術による治療も行われているので術後の管理が必要になります。
術後ケアは観察も大切になりますが、苦手に感じている新人看護師も多いのではないでしょうか?
術後はドレーン管理やモニター、術後の早期離床など様々なケアが必要になるので、正しい知識が求められます。
今回は、新人看護師にオススメの呼吸器外科の術後ケアが身につく参考書を3選紹介します。
呼吸器外科病棟で働く新人看護師にオススメの参考書
呼吸器の術前術後ケアを勉強したい看護師にオススメ
呼吸器外科の術前術後ケア: ナースのためのパーフェクトガイド
〜目次〜
(第1章)呼吸器外科・看護の総論/(第2章)呼吸器外科・看護の各論I 検査/(第3章)呼吸器外科・看護の各論II 疾患
呼吸器外科では手術による治療がメインになりますが、術後の管理が重要になります。
この本では、呼吸器外科手術の概要から胸腔鏡下手術の方法なども細かく紹介されているので、手術に関しての知識を身につけることができます。
また、肺がんを始めとする主な疾患についても紹介されているので、分かりやすい内容になっています。
これから呼吸器外科で働くという新人看護師にオススメの1冊です。
ドレーン管理を勉強したい看護師にオススメ
〜目次〜
(第1章)基礎編/(第2章)観察とケア編/(第3章)テスト編
呼吸器の術後は胸腔ドレーンが挿入された状態で患者さんは病棟に帰室してきますが、
になります。胸腔ドレーンは苦手という人もいると思いますが、この本は可愛いイラストとカラーを交えて紹介されているので分かりやすい1冊です。
胸腔ドレーンだけでなくドレーン管理全般について紹介されているので、外科のドレーンについての知識を身につけることができます。
ドレーン管理を勉強したいという新人看護師にオススメです。
周手術期看護を勉強したい看護師にオススメ
〜目次〜
Part1:基本的な周手術期看護(1術前の看護,2術中の看護,3術後の看護)/Part2:術式別・周手術期看護(1肺切除術,2胃切除術,3腹腔鏡下胆嚢摘出術,4甲状腺切除術)
呼吸器外科では手術を受ける患者さんの看護に携わる機会が多いですが、周手術期の看護の根拠が分からないという人もいると思います。
この本では、術前の患者さんへの説明から術後ベッドの環境整備、術後1日目の創傷処置の介助方法まで細かく紹介されているので、基礎を学びたいという人にオススメです。
周手術期に必要な知識が1冊にまとめられているので、臨床指導者の中にも愛用している人が多い参考書です。
全てのページの紹介はイラストが丁寧に描かれており、説明が分かりやすくイメージしやすいので、日頃の勉強にも役立つアイテムです。
呼吸器外科の術後ケアを身につけるために
外科病棟では手術による治療を行う患者さんも多く、術後の管理が大切になります。
特に呼吸器外科では胸腔ドレーンの管理が重要になるので、正しい知識と観察力を身につけることが必要です。
呼吸器外科の術後ケアを勉強したい新人看護師は、今回紹介した3つの本を参考にしてもらえると幸いです。
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