血液内科の基本が分かる!新人看護師にオススメの参考書3選

血液内科では感染症や疾患についての知識が必要になりますが、勉強についていけないという新人看護師もいるのではないでしょうか?

血液内科では覚える疾患も多くなり、病態を理解しておくことが大切になります。

また疾患によっては感染予防が必要であったりと専門的な看護ケアも勉強しなければなりません。

今回は血液内科の基本が分かる新人看護師向けの参考書を3選紹介します。

血液内科で働く新人看護師にオススメの参考書

血液内科の病態生理を勉強したい看護師にオススメ

病気がみえる vol.5: 血液

〜目次〜
血液/検査/赤血球/赤血球の異常/白血球/白血球の異常/造血器腫瘍/急性白血病/骨髄系腫瘍/リンパ系腫瘍/造血幹細胞移植/止血機構/止血機構の異常/血液型と輸血療法

疾患や病態を勉強する時には、まずは解剖生理学を理解することからスタートしますが、この本では解剖生理学から病態まで全ての基本を身につけることができます。

看護師だけでなく医師や薬剤師も愛用している参考書なので、内容も分かりやすく新人看護師の勉強にピッタリです。

病態の説明にはイラストが描かれているので、病気のメカニズムもイメージしやすく、頭に入りやすいとナースからも好評の1冊。

基本的な疾患について詳しく紹介されているので、まずは基本から勉強したいと考えているナースにオススメです。

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化学療法を勉強したい看護師にオススメ

がん化学療法ケアガイド (ベスト・プラクティスコレクション)

〜目次〜
1章 がん化学療法看護の重要性/2章 がん化学療法の理解/3章 患者の意思決定に対する支援/4章 がん化学療法を安全・確実・安楽に行うためのポイント/5章 がん化学療法の副作用とケア/6章 副作用以外の症状マネジメント/7章 外来がん化学療法における看護

血液のガンである白血病の患者さんなどに化学療法を行うことがありますが、化学療法には副作用などが起こることもあり、患者さんへの説明も重要になってきます。

また看護師自身が曝露しないためにも抗がん剤の扱いを知っておく必要がありますが、この本では化学療法の基本が紹介されているので、1から学ぶことができます。

そして化学療法を行なっている患者さんにどのような看護が必要なのか、というケアの視点でも紹介されているので、臨床で活かせる知識を身につけることもできます。

化学療法について初めて勉強するという人に向けて書かれているので、内容も分かりやすく新人看護師にオススメの1冊です。

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血液内科で扱う薬剤について勉強したい看護師にオススメ

薬がみえる vol.2

〜目次〜
糖・脂質代謝の疾患と薬/骨・関節・カルシウム代謝の疾患と薬/内分泌系の疾患と薬/産婦人科系の疾患と薬/血液系の疾患と薬/免疫・炎症・アレルギー系の疾患と薬/眼の疾患と薬/耳鼻咽喉の疾患と薬/皮膚の疾患と薬

病棟では色々な薬剤を扱いますが、部署や疾患によって扱う薬剤も変わってきます。

特に血液内科では副作用に気をつけなければならない薬剤もあるので、薬剤の知識は必要になってきます。

この本では血液系の疾患と薬が紹介されているので、病気と一緒に薬剤も勉強することができます。

疾患と一緒に紹介されているので、使用される薬剤をイメージしやすく自己学習にも役立つ1冊です。

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血液内科で必要な知識を身につけるために

血液内科は血液の疾患であり、主に薬剤での治療がメインになりますが、化学療法で扱う抗がん剤など覚えなければならない知識がたくさんあります。

抗がん剤の扱いなどは知っておかなければ自分自身が曝露してしまうこともあるため、看護者にとっても大切な知識です。

血液内科での勉強を進めていきたいと考えている人は、今回紹介した3つの本を参考にしてもらえると幸いです。

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★TOMO★

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看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/