毎年2月に行われる国家試験ですが、この日のために頑張ってきたこともあり失敗はできないとプレッシャーに感じている人ばかりではないでしょうか。
試験が終わるまでは不安と緊張が続きますが、準備はバッチリ行いたいですよね。
いくら事前に準備をバッチリ行なっていても、当日の会場の雰囲気や慣れない環境の中で緊張してしまい本領発揮できないこともあります。
学生生活の集大成である国家試験を成功させるためにも事前情報は大切なので、今回紹介する知っておくと安心な国家試験当日の過ごし方の内容をぜひ参考にしてみてください。
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国家試験は毎年2月中旬に行われる
保健師助産師看護師国家試験は毎年2月の中旬に実施されており、今年も2月に行われる予定になっています。
国家試験を受験するためには受験資格の条件がいくつもあるので、該当している人しか受けることができません。
この受験資格というものは、看護専門学校に通っている人は看護師の試験しか受験することができず、保健師の試験や助産師の試験を受験することはできないということです。
看護大学に通っている人は、保健師・助産師の勉強を行い単位を取得することで、受験資格が得られるのです。
保健師助産師看護師国家試験は3日間で行われるので、自分が受験する試験の日を確認しておくことが大切です。
試験時間は午前午後ともに2時間40分ある
看護師国家試験向けの模擬試験などを受験したことがある人は多いと思いますが、国家試験当日の試験時間は、午前と午後ともに2時間40分になっています。
試験の出題数は必須問題25問、一般問題65問、状況問題30問の構成になっており、これを2時間の間にこなさなければなりません。
試験の方式は変更されることもあるので対応できるよう勉強しておきましょう。
試験中はトイレに行くことができる
国家試験の試験時間は2時間40分と長丁場になるので、トイレが心配という人もいると思います。
2時間もトイレを我慢して受験するなんて不安だという人も、これを知っておけば安心だと思います。
意外に知らない人も多いと思いますが、国家試験中はトイレに行くことができるのです。
試験中は試験官に挙手で伝えてから試験官と一緒にトイレまで移動しますが、試験官は女性もいるので安心です。
トイレに行く際にはカンニング防止のため手ぶらで行くことになるので、ハンカチを出そうとカバンの中を探すような行為も注意されてしまうので気をつけましょう。
時計はアナログ針のものを使用することがオススメ
国会試験では勉強のことも気になりますが、持ち物も何が必要なのか分からなくて不安だという人も多いと思います。
忘れ物をしてしまうと試験もうまくいかないことがあるので、入念にチェックしておきましょう。
国家試験当日に必要な持ち物を見ていきましょう。
・受験票
・時計
・携帯電話
・試験会場の行き先地図
・財布
・筆記用具
・昼食、飲み物
・防寒着
・勉強道具
受験票を忘れてしまうと受験ができなくなってしまうので、必ず持っているか確認をしておきましょう。
試験会場によっては、時計がないところや広い会場であると時計が見えにくい場合があるので用意しておき、アナログ針のものを使うようにしておきましょう。
そして昼食ですが、会場によっては付近にコンビニがないところやコンビニがあっても何十万人の人が集まって試験を受けるため、混み合って買えない場合があります。
事前に準備しておくことがポイントです。
また会場によっては暖房調節などができない会場もあるので、防寒着や膝掛けなどを使用して自分で調節できるようにしておくことも大切です。
前日の準備だけでなく当日もきちんと確認をしておきましょう。
国家試験当日のタイムスケジュールはハード
国家試験に必要な持ち物などを紹介してきましたが、実際のタイムスケジュールを見ていきましょう。
試験会場は各都道府県ごとに指定されており指定された会場まで行き試験を受けるので、人によっては通勤時間がかかってしまうこともあります。
どれくらいの時間で着くのか、道順は大丈夫か不安な人は事前に下見に行くことをオススメします。
5:00 起床
6:30 通学
8:00 会場到着
9:00 試験会場入場
10:00 試験開始
13:00 昼休憩
14:00 試験開始
17:00 試験終了
20:00 帰宅、答え合わせ
試験会場までは時間がかかる場合も多く、交通機関の乱れなどを予想して早めに向かうことが大切になってきます。
また同じ試験会場に向かう人が多いので、いつもより混雑することが予想されます。
試験会場に着いてから試験会場入場までは時間がありますが、これは当日試験番号順に部屋に案内されるためなのです。
寒い中、外で待ち続けることになるので暖かい格好をしておきましょう。
国家試験当日を安心して過ごすために
国家試験となると緊張してしまい、思うようにいかないと感じることもあると思います。
3年間の集大成であり大切な日なので、準備はバッチリすることが大切です。
分からないことばかりで不安と緊張ばかりだと思いますが、今回紹介した知っておくと安心な国家試験当日の過ごし方をぜひ参考にして見てください。
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