苦手な看護学生も多い!グループワークが上手くいくためのコツとは?

看護学校に入ってからグループワークが多くて大変に感じている人もいるのではないでしょうか?

実習や授業でも基本はグループで進行することが多いので、常にグループワークがあります。

学生の中には、グループワークが苦手という人もいると思います。

今回は、グループワークが苦手に感じている学生に向けてグループワークが上手くいくためのコツについて紹介します。

グループワークが苦手な学生は多い

実習や授業では、6人から7人ほどのグループに分けられて話し合いや発表などを行います。

話し合いでは、リーダーを決めて進行を行い、書記が記録をするという役割分担があります。

グループ内ではそれぞれの意見を尊重したり、意見に対しての改善案を出したりと、グループで意見をまとめていきます。

このグループワークですが、自分の意見が発言できなかったり、共同で何かをするのが苦手という人にとっては辛い時間ですよね。

グループワークが苦手に感じている人の理由としては、以下の通りです。

・他人より良いことを言わないといけない
・意見が被らないようにしないといけない
・間違えていたらどうしようと不安になる

これらがグループワークを苦手に感じている人の理由になります。

もしかしたら、この理由が当てはまるという人もいるかもしれません。

グループ内で発言することは慣れていないので、緊張するという人も多いですよね。

しかし、苦手だからといってグループワークを避けることはできません。

グループワークで黙ることはNG

グループワークでは、グループ内で意見交換を行い、様々な角度から解決策を見出すことが求められます。

グループワークが上手くいくコツを紹介する前に、やってはいけないNG行動を先に見ていきましょう。

・意見を言わずに黙っている
・1人でずっと喋り続ける
・話が空回りしてずれている

これらがグループワークでやってはいけないNG行動になります。

意見を発することが苦手だからといって、ずっと黙っていることはNGです。

意欲がないとみなされてしまい、マイナスの印象を与えてしまいます。

そして、話すことに抵抗がないからといって1人で喋り続けることもダメです。

グループワークは、メンバー内で意見交換をする場なので、自分だけ喋り続けていることで自分だけでなく、周りのメンバーの評価も下げてしまいます。

また、話がテーマからずれて空回りしてしまうこともNGです。

テーマがずれてしまうと全体の内容もずれてしまうため、テーマに沿った内容を発言することが大切です。

これらがやってはいけないNGになりますが、逆を返せばこのNGに注意することでグループワークが円滑に進みます。

それでは、グループワークが上手くいくためのコツを見ていきましょう。

グループワークへの苦手意識を減らす

看護学校ではグループワークがメインになるため、グループワークが苦手な人にとってはしんどいと感じることも多いと思います。

・全体の流れを把握する
・発言の方法を覚える
・経験を積んで慣れる

これらがグループワークを上手くするためのコツになります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

全体の流れを把握する

何回もグループワークを経験している人であれば、全体の流れを把握できていると思います。

グループワークが初めてで慣れていない学生は、全体の流れを把握しておきましょう。

リーダーが司会を行い、話をまとめるという役割分担から、意見交換の流れなどをイメージしておくと、雰囲気に緊張することも少なくなります。

イメージがつかないという人は、グループワークの様子などを動画で確認しておくこともオススメです。

発言の方法を覚える

グループワークが苦手な人の中には、発言の仕方が分からない、どうやって話せば良いか自信がないという人も多いです。

いざ発言しても、上手く伝わらず結果的に何が言いたいのかが分からない内容になってしまうことも。

相手に伝わりやすい発言の方法は、最初に結論を話してから理由を述べることです。

この方法を身につけておくことで、相手に伝わりやすい内容を発言することができます。

グループワークで実践できるように、普段から意識して出来るようにしておきましょう。

経験を積んで慣れる

グループワークの緊張感や雰囲気に慣れることも方法の一つです。

そのためには、グループワークの回数を重ねて経験を積むことが大切です。

実際に1年生では全然発言できなかった学生も、3年生になるとグループワークが上手くなっている人もいます。

苦手だからと避け続けるのではなく、回数をこなすことも大切なのです。

グループワークの苦手意識を克服するために

グループワークは、協調性などが求められるため苦手に感じている人も多いと思います。

看護学校ではグループワークが多く、実際に看護師として働き始めてからもカンファレンスなどで意見交換の場があります。

看護師になってから困らないためにも、学生の間にグループワークの苦手意識を克服しておきましょう。

グループワークが上手くなりたいと考えている人は、今回紹介したグループワークが上手くいくためのコツの内容を参考にしてみてください。

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★TOMO★

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看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/