入院している患者さんの中には「糖尿病」の既往歴を持った人も増えてきています。
糖尿病は患者さんによって重症度も変わってきますが、セルフケアやスキンケアが大切になってきます。
その中の一つにフットケアがありますが、フットケアも大切な看護ケアの一つです。
今回はフットケアの技術を勉強したい看護師にオススメする、看護ケアで活かせるフットケアが身につく参考書を3冊紹介します。
フットケアの技術を勉強したい看護師にオススメの参考書
フットケアの基本!糖尿病看護を勉強したい看護師にオススメ
フットケアの指導などは糖尿病の患者さんに必要になることが多いですが、糖尿病を理解することが大切です。
疾患の理解をしておくことで、患者さんにフットケアの指導の必要性などを説明することができます。
この本では糖尿病の基礎知識の重要なポイントをコンパクトにまとめて紹介されているので、糖尿病看護を勉強するときに役立ちます。
フットケアの手技も写真でコマ送りで紹介されているので、コツを理解しながら身につけることができます。
フットケアの基本を勉強したい看護師にオススメ
フットケアは誰にでも行うのではなく、看護技術として根拠を持って行うことが大切です。
この本ではフットケアに必要な画像診断や血流検査など、糖尿病患者だけでなく、フットケアが必要な患者へのケアを身につけることができます。
また、この本は「フットケア指導士」の認定セミナー指定のテキストになっているので、フットケアの基本が細く紹介され、初めての人でも分かりやすい内容になっています。
病変などもカラー写真で紹介されているので、臨床で活かせる知識がたくさん載っています。
糖尿病看護のフットケアを勉強したい看護師にオススメ
病棟では糖尿病の患者さんに対してフットケアを行うという場面が多いと思います。
この本では糖尿病看護の中でもフットケアに絞って紹介されているので、臨床で活かせる内容になっています。
糖尿病教育看護学会などの糖尿病に関わる学会で使われる内容であり、第3版と改定が行われているので、最新のフットケア技術を身につけることができます。
また、実際の事例や記録の内容などの紹介も充実しているので、これからフットケアを本格的に勉強したいと考えている人にもオススメです。
看護ケアで活かせるフットケアを身につけるために
注射や採血などの看護技術も大切になりますが、フットケアのようなセルフケアに関わる看護ケアも患者さんにとっては必要なケアになります。
病棟ではフットケアが必要な患者さんは多いので、正しいフットケアの知識を身につけることで、より患者さんのQOLを高めることができます。
これからフットケアを勉強したいと考えている看護師は、今回紹介した看護ケアで活かせるフットケアが身につく3冊を参考にしてみてください。
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