消化器内科では消化器の様々な疾患の患者さんと関わる機会が多いので、勉強が大変に感じている人も多いと思います。
消化器の部位によって生じる症状も変わってくるので、解剖生理から始まり疾患、症状、検査など幅広い知識が必要になります。
また消化器内科では内視鏡検査などもあるため、検査前の準備や説明なども行なわなければなりません。
今回は消化器内科で働く看護師にオススメする消化器内科の新人看護師向けの参考書を3冊を紹介します。
消化器内科で働く新人看護師にオススメの参考書!
消化器の解剖生理を勉強したい看護師にオススメ
〜目次〜
1.肝・胆・膵の全体像、2.肝臓、3.胆道系、4.膵臓、5.肝・胆・膵の検査、6.理解を深める疾患編
消化器は身体の大部分を占めていますが、覚えることも多いので勉強が大変に感じている人も多いと思います。
消化器の看護を行うためには解剖生理の基本を勉強することが大切ですが、教科書などをみても勉強する気が起きない人も。
この本では消化器の解剖生理がイラストで細かく紹介されているので、基本を学びたいという人にオススメです。
「病気が見える」シリーズよりも詳しい内容で、分かりやすいものになっているので、イラストの方が好みという人には使いやすい参考書になると思います。
消化器疾患を勉強したい看護師にオススメ
〜目次〜
消化器総論/食道疾患/胃・十二指腸疾患/腸・腹膜疾患/肝疾患/胆道疾患/膵疾患/ストーマケア/栄養管理
消化器内科では消化器のすべての臓器が対象となるため、解剖生理だけでなく疾患も勉強しなければなりません。
疾患を勉強するのが苦手、覚えられないという人も多いと思いますが、この病気が見えるシリーズでは分かりやすいイラストで紹介されているので理解しやすいです。
看護師だけでなく医師も愛用している人が多いので、消化器の疾患を勉強したいと考えている人にはオススメです。
消化器のすべての範囲の疾患を網羅することができるので、消化器で働いている看護師は持っておきたい1冊です。
内視鏡検査を勉強したい看護師にオススメ
〜目次〜
第1章 写真で見る上部・下部消化管内視鏡検査と声かけ・ケア、第2章 患者中心の内視鏡検査・治療・ケアのために、第3章 内視鏡検査とケアのポイント、第4章 内視鏡治療とケアのポイント、第5章 感染・医療事故を防ぐために
内視鏡検査は消化器の分野ではよく行われている検査ですが、理解できているかあまり自信がないという人も多いと思います。
内視鏡検査を受ける前日には処置なども必要になため、病棟でのケアも重要になります。
この本では内視鏡検査の基本から内視鏡診断、治療、看護について紹介されているので、内視鏡を勉強したいという新人看護師にオススメです。
内容もカラー写真がたくさん使われているので、イメージしやすく病棟で活かせる知識を身につけることができます。
消化器内科の勉強を進めていくために
消化器内科はすべての消化器に関する知識が必要になるため、勉強が大変な科目の一つです。
内視鏡などの検査や看護ケアも身につけることが必要になりますが、自分に合った参考書を見つけることが、勉強を進めていくためのコツです。
これから消化器内科の勉強を始めていきたいと考えてる新人看護師は、今回紹介した消化器内科の新人看護師にオススメの3冊を参考にしてみてください。
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