形成外科・皮膚科の看護の基本が分かるオススメの参考書3選!

形成外科や皮膚科では主に創傷の治療などを行いますが、処置介助などのケアが必要になります。

また、創傷に関して経過観察を行い感染などを起こしていないかなどの観察も重要になってきます。

形成外科・皮膚科では様々な疾患に関わる機会も多いので、どこから勉強をして良いか分からないという人も多いと思います。

今回は形成外科・皮膚科で働く看護師にオススメする形成外科・皮膚科の基本が分かる参考書の3冊を紹介します。

形成外科・皮膚科で働く看護師にオススメの参考書

皮膚科の疾患について勉強したい看護師にオススメ

たった20項目で学べる 皮膚疾患 (皮膚科学看護スキルアップシリーズ)

〜目次〜
皮脂欠乏性湿疹/白癬・カンジダ症/皮膚性(そう)痒症/接触皮膚炎・湿疹皮膚炎/帯状疱疹/丹毒/薬疹/痒疹/水疱性類天疱瘡/褥瘡などの皮膚潰瘍と鑑別を要する皮膚悪性腫瘍/陥入爪/アトピー性皮膚炎/疥癬/じんましん/乳房外パジェット病/悪性黒色腫/尋常性(ざ)瘡/日光角化症/尋常性(ゆう)贅/脂漏性角化症

皮膚科では小さい黒子のような疾患から、大きい創傷まで様々な疾患があります。

ほとんどが外来での診察になるため、病棟では重度の患者さんが多いです。

皮膚科の基本的な疾患を押さえておきたいと考えている人は、この20項目で学べる皮膚科疾患の参考書がオススメです。

臨床の現場で特に多い20の疾患に絞って紹介されているので、優先順位をつけて勉強することができます。

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形成外科の基本について勉強したい看護師にオススメ

形成外科ナーシングプラクティス―褥瘡から美容まで

〜目次〜
形成外科看護の特徴、外来編、手術編、病棟編、術後看護と形成外科的処置、より良い形成外科看護

形成外科では黒子の除去手術や切断された指の縫合まで、様々な症状に対して手術を行います。

病棟では術後の患者さんの管理が重要になりますが、手術内容は患者さんの症状によるため、毎回カルテを見ても理解できないという人もいると思います。

この本では形成外科で行われている手術について詳しく紹介されているので、術後の患者さんの管理に活かすことができます。

術後の写真も載っているので、手術の様子をイメージしやすく、どんな手術で何をやっているのかを根拠を持って看護ケアを行うことができます。

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褥瘡について勉強したい看護師にオススメ

褥瘡治療・ケアトータルガイド (看護のすべてがわかる!Expert Nurse Guides)

〜目次〜
褥瘡管理最前線、褥瘡発生から治癒へ、褥瘡のリスクアセスメント、褥瘡の予防、褥瘡の局所治療、m発生後の褥瘡ケア方法、看護師に必要なドレッシング法、褥瘡の栄養管理、ハイリスク褥瘡患者の治療・ケア、治りにくい褥瘡の治療方法ほか

形成外科や皮膚科の疾患の患者さんの中には、褥瘡治療のため入院しているという人も多いです。

褥瘡はどの科目でも関わることが多いですが、重度になると手術による治療が必要になります。

形成外科では褥瘡のデブリ手術を行ったりすることも多く、褥瘡の治療に携わる機会も多いです。

この本では、褥瘡の発生から治療について必要な看護ケアを勉強することができます。

褥瘡のケアや治療について勉強したいという人にオススメの1冊です。

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形成外科・皮膚科の基本を身につけるために

形成外科や皮膚科では軽症の患者さんから重度の患者さんまで、様々な症状に出会うことが多いです。

そのため幅広い知識も必要になるため、術後の管理や術式理解などの勉強が必要になります。

形成外科・皮膚科について勉強したいと考えている人は、今回紹介した「形成外科・皮膚科で働く看護師にオススメする基本が分かる参考書の3冊」をぜひ参考にしてみてください。

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★TOMO★

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看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/