看護師の職場はドロドロした人間関係や派閥問題が多く存在します。
特に派閥に関しては「◯◯師長派と◯◯主任派」に別れたり、グループが出来てしまうと仕事をやっていく上でも非常にやりにくくなってしまいますよね。
あなたの職場でもグループに分かれたり派閥が出来てしまうことはないでしょうか。
実際にどんな種類の派閥問題があるのかについてまとめてみました。
よくある看護師の職場での派閥
・役職者同士の派閥(部長と師長、師長と主任など)
・正看護師と准看護師の派閥
・出身専門学校による派閥
・都会出身、地方出身の派閥
看護師の中で、様々なグループによる派閥問題が生じてしまいます。
例えば役職者同士の派閥になると、自分が入ってない次派閥グループの看護師から、業務中に無視をされてしまい仕事がやりづらくなってしまうこともあります。
中には、違う派閥の主任がシフトを組むと休み希望が通らないなんてケースもあります。
また正看護師と准看護師の派閥はどこの病院でもよくあるようで、実際には同じ仕事をしているはずなのに准看護師がミスをしただけで、「これだから准看護師はダメなんだ」という言葉をかけられることもあります。
他にも派閥のせいで、人間関係がギクシャクしてしまうことは非常に多いかと思います。
派閥問題から逃れるための方法
もしあなたが今働いている職場で派閥問題がある場合、まず一番に言えることは派閥問題を解決することは出来ません。
こう言ってしまうとどうしようもないのですが、派閥がある職場では正直「派閥の主である看護師」が異動や退職などをしない限り、その職場での派閥がなくなることはありません。
ただ派閥問題によって業務に支障が出ているケースも考えられるので、なんとか派閥から逃れられる方法を考えたいところですよね。
そこでまずは、病棟異動を打診することをおすすめします。
直属の上司に相談をする時に、もし上司が派閥の主であるケースも考えられますが、その際は「派閥がつらくて」と相談するのは厳禁です。
あくまでも「どうしても◯◯科を学びたいと思っていて」など仕事面から相談を持ちかけましょう。
転職を考えるのも一つの手段
病院内で部署移動が出来れば一番ですが、どうしても異動が受け入れてもらえないケースも少なくないと思います。
看護師の仕事はチームワークが非常に重要になってきます。派閥で職場がギクシャクしていれば、それは患者さんにも伝わってしまいます。
職場の派閥が原因で患者さんへの看護に支障が出てしまい、中には医療事故につながってしまうケースもあります。
そのような職場に長くいることは看護師人生を考えてもプラスにはならないので、もし派閥で悩んでいる人は新しい職場への転職も視野に入れてみましょう。
関連記事(PR含む)
★TOMO★
最新記事 by ★TOMO★ (全て見る)
- 慌てず冷静になることが大切!病棟の急変対応の流れについて - 2018年3月4日
- カテーテルの長さがポイント!口腔内吸引の手順と吸引のコツ - 2018年3月2日
- 刺入部位の観察がポイント!中心静脈栄養中のケアの手順と観察項目 - 2018年3月2日