看護師は貯金が多いってホント？気になる20代ナースの貯金事情

看護師として働いていると、周囲の友人などから看護師は給料がいいから貯金ができそうだねと言われた経験がある人も多いと思います。

一般的な職種で比較をすると給料が高いと言われている看護師ですが、他の人がどれくらい貯金をしているか気になりますよね。

働くナースの中には、本当は貯金をしたいけど使ってしまう、ついコンビニで買いすぎてしまうという人も多いのではないでしょうか。

貯金については聞きたくても聞きにくいことだと思いますので、今回紹介する気になる20代ナースの貯金事情をぜひ参考にしてみてください。

看護師の20代の平均年収は450万円

看護師といえば世間的に給料をたくさんもらっているというイメージが強いですが、実際には20代のナースで平均年収は450万円前後と言われています。

一般的な20代の平均年収は250万円となっており、一般的な社会人と比較すると多いことが分かります。

このことから、看護師は給料をいっぱいもらっていると言われるのです。

病院で働いていると一般的な給料事情に触れる機会も少ないため、看護師は給料が良いと言われて腹が立ったことがある人もいるかもしれません。

看護師の仕事は人の命に携わる仕事であり、一般的な仕事と違い国家資格という責任を背負って行っているので、お給料が高いだけの仕事を行なっているのです。

また年齢ではなくキャリアで評価されるため、20代前半の新人時代は年収300万円前後であり、ベテランである20代後半になると450万円前後の年収となっています。

キャリアを積んでいくと基本給が上がり、役職につくと手当ももらえるためお給料が多くなります。

勤務形態によって年収にも差がある

先ほどは20代の看護師の平均年収は450万円前後と紹介しましたが、あくまで平均参考値であり看護師の勤務形態によって年収にも差が出てくるのです。

年収450万円前後であれば、月収は30万円前後の計算になりますよね。

実際はキャリアで基本給が決まりますが、20代であればそこまで高くはなく、月収の1/3ほどは夜勤手当などの手当で稼いているのが現実です。

病院や施設にもよりますが、夜勤手当が1回15000円ほどのところが多く、夜勤がない病院やクリニック、オペ室などでは夜勤手当がもらえないため年収にも差が出てくるのです。

夜勤手当がない場合は、給料が25万円以下のところもあり、一般的な給料平均とそれほど変わらないのです。

この事実から考えると看護師はただお給料が高いというわけではなく、ツラくてしんどいハードな夜勤をこなして相応のお給料をもらっていることが分かりますよね。

看護師の中にも貯金派と浪費派がいる

一般的に比較すると看護師のお給料は高い方であり貯金できると思いがちですが、貯金派と浪費派にタイプが分かれることが多いです。

年に1回は海外旅行に行って思いっきりお金を使って楽しむという人も多く、日頃のストレスから夜勤明けなどに買い物をして使ってしまう人や、忙しくて自炊ができない分コンビニや外食で済ましてしまうため、お金が貯まらないという意見もありました。

そして、お金は使うものと言って使い切るという人もいるので人それぞれのようです。

中には、派手なブランド物を買うために働いているという人もいるので、お金の使い方や価値観は個人差が大きいです。

浪費派と反対に、貯金派の人は月に貯金する金額を決めている人や無駄遣いをせずにコツコツと貯めることに楽しみを感じている人もいるようです。

また、車や家などの目的があって貯金をしている人も多く見られます。

貯金派の平均貯金額は月5万円前後

一方しっかり貯金をしているという人も多いようですが、1人暮らしや実家暮らしなどの環境にもよって貯金額に差があります。

1人暮らしであれば家賃や光熱費、食費などで思うように貯金ができないという人が多く、ボーナスだけ貯金に回しているという人や口座を分けて一定の金額だけ貯金しているという人もいるようです。

実家暮らしであれば、生活にかかる費用は1人暮らしと比較すると安く抑えられ、給料の半分ほどを貯金に回すことができるようです。

独身であれば貯金も可能ですが、結婚などで家族がいる場合はなかなか貯金ができないという人も多いですよね。

貯金を増やすには実家暮らしが良い環境

貯金をしたいけどなかなか思うように出来ないと悩む人もいると思いますが、貯金を増やすためには実家暮らしが良い環境です。

家賃や光熱費などの経費がかからないため、出費を抑えることができます。

中にはもう社会人だから実家暮らしはちょっとと思っている人は、家賃補助などのサポートをしてくれる職場を選んで働くことも貯金を増やすための方法です。

病院や施設によっては全額から半分ほど負担をしてくれるところもあったり、借り上げの寮が準備されているところもあるので上手く利用して生活をすることもおすすめです。

仕事と貯金を両立させるために

看護師として働いていると、毎日忙しくお金を使う時間がないから休みの日に思いっきり買い物をしてしまうという人も多いと思います。

社会人になってから貯金も意識し始めたという人も多いのではないでしょうか。

毎月のお給料をやりくりして貯蓄に回すことは根気も必要ですが、貯まっていく喜びや達成感を味わうこともできますよね。

周りのナースはどれくらい貯金しているのか知りたいけど聞きづらいと感じている人もいると思いますので、今回紹介した気になる20代ナースの貯金事情をぜひ参考にしてみてください。

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