心電図は学生時代から苦手だったという人もいるのではないでしょうか?
心電図は病院で行われる検査の基本であり、看護師が押さえておきたい基本知識の一つです。
モニターに映る波形を見てもサッパリ分からないという新人看護師も多いと思います。
今回は心電図を勉強したい看護師にオススメする、モニター心電図が読めるようになる参考書を3冊紹介します。
モニター心電図を勉強したい看護師にオススメの参考書
心電図の基本を簡単に勉強したい看護師にオススメ
心電図はモニターに映る波形から正常、異常を判断しなければなりません。
波形のわずかな変化から心臓にどのような影響があるのかなどを考え、アセスメントを行うことが必要です。
看護師の中にも心電図に対して苦手意識が強い人も多く、看護師の勉強でつまずくポイントの一つです。
心電図は難しい!という思い込みを持っている人も、この「心電図のえほん」では基本中の基本が簡単に説明されているので、心電図の入門にピッタリです。
ややこしい専門用語というよりは、心電図の仕組みなどを噛み砕いて説明されているので、苦手意識を持っている人でも読みやすい一冊です。
ポケットサイズで持ち歩きにも便利なので、空き時間に勉強にも活用できます。
心電図の見分け方を勉強したい看護師にオススメ
心電図を見るとドキドキする人のための モニター心電図レッスン
病棟で働いていると心電図モニターの装着が必要になる患者さんに出会う時があります。
主治医や先輩ナースの指示でモニター心電図を装着したけど、根拠が理解できていない人もいると思います。
心電図モニターが発する情報には、根拠があり、異常の早期発見に役立ちます。
この本では、そんなモニター心電図の根拠や心電図が発する情報について説明されており、ステップごとに項目が設けられているので、苦手な人も無理なく読み進めることができます。
また、臨床現場で見られる心電図の形を見分けるための3つのルールが紹介されており、新人看護師の勉強にも活用できる1冊です。
練習問題も付いているので、勉強した内容を確認できるのも嬉しいポイントです。
臨床現場を想定したトレーニングをしたい人にオススメ
病棟で働き出すと教科書通りに進まないことを実感する看護師も多いと思います。
心電図も教科書に載っているような事例ではなく、症状や疾患から見極める必要があるのです。
この本では、上級者向けの専門的な内容が紹介されており、事例ごとに心電図から問題を解くトレーニング方式になっています。
事例と心電図を見て異常な場所を解いていくという方法なので、臨床で活かせる知識を身に付けたいと考えている人にオススメです。
上級者向けの応用がメインの内容になっているので、心電図の基本をマスターしてから活用することをオススメします。
モニター心電図が読めるようになるために
モニター心電図が嫌い、苦手という看護師は、新人看護師以外にも多いです。
心電図は基本的な知識の一つになるので、どの領域で働いていも必要になります。
心電図が理解できるとモニターを読むことも苦痛にならないので、新人看護師のうちから勉強しておきましょう。
モニター心電図の勉強を始めたいという人は、今回紹介したモニター心電図が読めるようになる参考書の3冊を参考にしてください。
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