実習が辛くてくじけそう!辛い実習を乗り越えるためのアドバイス

実習が辛くて行きたくない、実習が嫌だなどと感じている看護学生はたくさんいると思います。

看護師になるために臨床実習は避けられないものですが、もうくじけてしまいそうという人もいるのではないでしょうか。

今働いている看護師の人たちはこの辛い実習を乗り越えてきた人だと思っても、モチベーションには繋がりにくいですよね。

実習が辛くてくじけそう、続けられないかもしれないと悩みを抱えている人は、今回紹介する辛い実習を乗り越えるためのアドバイスをぜひ参考にしてみてください。

看護学生が実習がつらいと感じるポイント

臨床実習は教科書では学べない実際の症例を経験して勉強することができるので、非常に大切な学習ですが、看護学生にとっては避けられるものなら避けたいものですよね。

学生にとって実習が辛いと感じる原因として、どのようなものがあるのでしょうか。

・勉強することが多い
・現場の雰囲気が怖い
・臨床指導者に怒られる
・看護師にイライラされることが怖い
・受け持ち患者さんとの関わりが上手くいかない
・記録が終わらない
・記録にレポートに寝る時間がない
・休日は寝込んでしまって動けない

実習が辛いと感じる原因は様々ですが、忙しくてやることが増え時間がないということもストレスになっているようです。

実習期間中は毎日実習記録とレポートの提出があり、実習によって帰宅時間も遅く睡眠時間が取れないということも多いです。

普段と違う環境で緊張とストレスもあり疲労感も感じている中で、睡眠が取れないことは身体的にも辛いですよね。

また現場の看護師や臨床指導者からの厳しい指導に、くじけてしまいそうになることも辛さの原因です。

現場では看護師不足が続いていおり、人数が少ない状態で指導に当たらなければならないため、看護師も常にピリピリしている状態なのです。

そしてせっかくの実習の疲れを癒す休日ですが、日頃の実習の疲れから寝て過ごしてしまうという人も多く、精神的にも身体的にもしんどさがあるようです。

睡眠時間も少なく実習場所では、看護師や指導者からのプレッシャーにさらされて、身体的にも精神的にも辛い状況であれば、途中でくじけてしまいそうになってしまいますよね。

辛い実習ですがくじけずに乗り越えるためには、どうすれば良いのかをみていきましょう。

勉強やレポートは事前学習を利用する

実習中は毎日の実習記録と提出しなければならないレポートなど普段よりやることが多くて勉強に手が回らないという人が多いと思います。

実習で大切なことは、毎日の実習記録の中に勉強したことの意味づけを行い自分の知識として身につけて行くことです。

効率よく毎日の記録と勉強を進めて行くためには事前学習をきっちり行い、事前学習での内容を利用するようにしましょう。

実習が行われる前にある程度どの分野やどの科目に行くかは分かっているはずなので、教科書に乗っている基本的な項目はマスターしておくことが大切です。

自分で事前学習をノートにまとめて必要な時にすぐに調べられるようにしておき、自分で分かりやすく工夫して事前学習を進めて行くことが実習をスムーズに進めるポイントです。

患者さんとのコミュケーションは上手い人を参考にする

よく患者さんとのコミュケーションが上手く取れなくて実習が辛いという人もいますが、看護学生は患者さんと過ごす時間も多くコミュニケーションが大切になってきますよね。

話せない患者さんとの関わりも大切ですが、コミュニケーションから情報を得ることも技術の一つなので学生の間に身につけておきたいのもです。

実習になれない間は患者さんと何を話して良いか分からないと悩む人も多いですが、何気ない会話ほど難しいものはないと感じている人も多いと思います。

コミュニケーションはテクニックも必要ですが、一番の近道は上手い人の真似をすることです。

実習期間中に、受け持ち患者さんの受け持ちをしている看護師と患者さんとの関わり方をしっかり見て参考にしましょう。

看護師の対応には何気ない会話から必要な情報を拾っていることが分かると思うので、まずはコミュニケーションが上手い人の関わり方を真似することから始めていきましょう。

臨床指導者や看護師が怖いのは自分たちのせいではない

実習先の臨床指導者や看護師の対応が怖くて実習に行きたくないという悩みも多いですが、対応が怖いということに対して様々な原因があります。

先ほども紹介しましたが現場では常に看護師不足が続いている状況であり、スタッフもギリギリの数で回っているところが多いです。

そんな中で1人のスタッフが学生対応に回ってしまうと他のスタッフにしわ寄せがいってしまい、ますます忙しくなってしまいます。

そして学生なので出来ないことが多いのは当たり前ですが、忙しい中で学生の失敗のフォローなどを行なっている余裕もないのです。

余裕がない現場だからこそ、ピリピリとした雰囲気や話しかけにくい看護師の対応などの原因となっているのです。

そのような雰囲気で実習を進めることはしんどいですが、臨床指導者や看護師が怖い対応を取るのは自分たちが原因ということだけではないので、気にしすぎないことも大切です。

厳しい態度や怒られてしまっても注意されたことは改善するよう心がけ、切り替えることも必要なのです。

辛くてくじけそうな実習を乗り越えるために

実習は寝る時間も少なくやることも多いので毎日大変ですよね。

看護師になるためには誰もが通る道であると分かっていても、くじけそうになってしまいます。

実習が辛いと感じる原因は色々とありますが、くじけそうになった時は看護師を目指した理由をもう一度思い出してみてください。

実習が辛くて嫌だ、乗り越えられないと悩んでいる人は、今回紹介した辛い実習を乗り越えるためのアドバイスをぜひ参考にしてみてください。

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★TOMO★

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看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/