履歴書で合否が決まる?転職を成功させるための履歴書作成のコツ

転職をする上で必要になるのが履歴書ですが、書くことも多くて面倒だと感じている人もいるかもしれません。

時間がなくて丁寧に書けなかった履歴書を提出してしまうなどの経験がある人は要注意です。

実は面接の合否は履歴書の内容で決まることがあり、内容の書き方などに気をつけることで転職を成功させることもできるのです。

転職を考えている人やこれから履歴書を書くという人は、今回紹介する転職を成功させるための履歴書作成のコツをぜひ参考にしてみてください。

面接の合否は履歴書の内容で決まる

病院によって応募者への対応が異なることが多いですが、ほとんどの場合が面接の時に履歴書を持参してくださいと言われると思います。

中には先に履歴書を送ってくださいと言われるところもありますが、この場合は応募多数のため先に書類選考を行い、書類選考を通過した人が面接へ進めるというパターンです。

どちらの場合も履歴書の内容が重要視されるので、面接の合否はほぼ履歴書で決まると言えるでしょう。

しかし看護師の場合はどの施設であっても人不足が続いている現状なので、書類選考で落とされるということは少ないです。

書類選考で落とされた経験がある人は、履歴書の内容や書き方に問題があったことが考えられます。

書類選考不合格になるケース

人不足が続いている看護師業界では、よっぽど人気があって応募が殺到した場合でない限り、先に書類選考を行うということは少ないです。

面接時に履歴書と面接の印象を踏まえて選考を行うことが多いのですが、履歴書の書き方として常識を逸脱していると判断された場合は不合格になることがあります。

常識を逸脱していると判断された場合とは、どのようなものでしょうか。

・誤字脱字が多い
・間違えた箇所に修正テープ、修正ペン、二重線で訂正されている
・正面写真が不適切
・志望動機に前職の悪口などの内容がある
・退職理由の内容が言い訳がましい
・字が汚くて読めない

誤字脱字などは社会人としての人間性に関わってくる部分なので、厳しく評価されることが多いようです。

また志望動機に前職の悪口や退職理由が言い訳がましいなどの内容は、採用する側からすると良い印象は受けないですよね。

うちに来ても同じようなトラブルを起こすかもしれないという警戒心を抱かせてしまい、採用からは遠ざかってしまいます。

いくら嫌なことがあって退職したとしてもお世話になった職場なので悪口などは書かないようにしましょう。

履歴書の書き方以外に不合格になる理由

先ほどは履歴書の書き方や内容などで不合格が決まると紹介しましたが、履歴書の内容に問題がなくても不合格になることがあります。

・募集人数より応募者が多い
・転職回数が多い
・短期間での退職経験がある
・ブランクがある
・年齢が高すぎる

募集人数より応募者が多い場合は、当然書類選考を行って判断するため普通の内容であっても不合格とされてしまうことが多いです。

また転職回数が多く短期間での退職経験がある人は仕事が続かない、入職してもすぐに辞めてしまうのではないかという心配もあるので不合格の対象になりやすくなってしまいます。

そしてブランクや年齢が高すぎるということも即戦力になりにくい、勤務に適応できない可能性があるという理由で不合格とされやすいのです。

履歴書の書き方だけでなく、このような理由から不合格になることもあるということを知っておきましょう。

ポジティブな内容で印象の良い履歴書を作成しよう

履歴書の内容や書き方で不採用になるということが分かりましたが、魅力的な履歴書でなければ転職を成功させる確率が下がってしまいます。

どうすれば、面接官の印象に残る履歴書を作成することができるのでしょうか。

基本的に履歴書は、黒のボールペンか万年筆を使って手書きで作成しましょう。

文字は大きくハッキリ読みやすく記載し、綺麗な文字を見ると相手に与える印象も良くなるので丁寧に書くことが大切です。

履歴書で自分をアピールできるのが志望動機ですが、ここではポジティブ内容で印象が良い履歴書を作成することを心がけます。

・今までの経験から今後経験したいこと
・入職して自分のキャリアをどのように活かせるか
・その病院でなければならない理由
・目指している将来像

前職の退職理由なども記載すると思いますが、前職の愚痴などは印象が悪くなってしまうのでやめましょう。

志望動機では自分が入職したらどのようなスキルを活かして活躍できるかということを、面接官にイメージさせるように書くことがポイントです。

出来なかったことやりたかったことなどの過去形で書いてしまうと、ネガティブな印象を与えてしまうのでタブーです。

自分の経験してきたことと、これから経験したいこと、自分にしかできないことなどを取り入れて記載することでより魅力的な内容になり転職成功の確率が上がります。

面接官もやる気のある人に来て欲しいと考えているので、良い印象を持ってもらうようアピールしましょう。

良い印象を与える履歴書で転職成功させるために

転職活動を行う上で履歴書は必要ですが何枚も書き直したり、何通も作成したりと面倒ですよね。

つい手を抜いてしまいたくなりますが、履歴書の文字や書き方、内容で合否が決まってしまう重要な書類なのです。

相手に良い印象を持ってもらうためには丁寧さと綺麗な文字、分かりやすい内容で作成することが大切です。

初めての転職で履歴書の書き方が分からない、これから履歴書を書くという人は、今回紹介した転職を成功させるための履歴書作成のコツをぜひ参考にしてみてください。

https://nastea.jp/2675/

 

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★TOMO★

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看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/