看護師が就職が決まってから病院に入職するまでのベストな過ごし方とは?

就職活動と聞くとリクルートスーツを着て会社説明会などに参加して入社試験を受けてという流れをイメージしますよね。

これは一般的な大学生の就職活動ですが、看護学生の就職活動は少し違います。

3年生の夏ごろから就職活動を始める人が多いですが、就職が決まってから入社するまでの間はどのように過ごせば良いか分からないという人もいるのではないでしょうか。

入社するまでの期間は時間に余裕があるので、髪を染めたり旅行に行ったり、色々と計画を立てたいと考えている人もいると思います。

今回は就職が決まってから入社するまでの過ごし方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

就職活動は3年生の夏頃から始める人が多い

看護学生の就職活動は、3年生の夏頃から始める人が多いようです。

この3年生の夏頃という時期は実習の真っ只中であり、貴重な土日休みに面接などを受けにいくというスケジュールで行われる事が多いです。

実際には病院側は病院説明会などを年中を通して行なっているところも多いですが、採用試験は夏頃に集中して行なっているところも多いです。

学生としては夏頃に就職試験を受けて秋には就職先が決まっていれば、後は安心して実習・国家試験に集中する事ができますよね。

また一般的な大学生の就職活動と違う点としては、国家試験がある事です。

3年生の夏頃の時点では、国家試験もまだ受けていない状態なので、国家試験を合格する前提で病院側は採用します。

そして大学生の就職活動と違って何社も受けることはなく、だいたい1人1病院で普通に学生生活を過ごしていれば内定をもらえる状況なのです。

何社も何社も受けたりする事がないので時間はかかりませんが、実習の合間に就職活動が入ってくるとスケジュール的にもしんどいと感じる事があるかもしれません。

秋にはほとんどが内定をもらっている

看護学生は秋にはほとんどが内定をもらっている状態であり、就職先が決まっている事が多いです。
晴れて内定通知が届き一安心かと思いきやまだまだ実習は続きますよね。

そして残りの実習で単位を落としてしまうと、卒業ができなくなってしまうので油断はできません。
実習は12月、1月まで続くので気を抜かずに集中する事が必要です。

そして就職が決まった後は、必要な書類などを就職先の病院に提出する事があるので、書類を揃えたりしなければなりません。

実習と勉強、就職先への対応など負担は増えますが抜けのないようにしましょう。

実習の次は国家試験というメインイベント

実習が終わるのは12月から1月までのところが多いようです。

カリキュラムによっては1月いっぱいまで実習があるところもあるようですが、ほとんどが12月で終わるようになっていると思います。

実習が終わって単位も問題なければ安心ではなく次は国家試験があります。この国家試験に通らなければ看護師として春から働く事ができません。

今まで勉強を重ねて着た努力の集大成であり、絶対に落とす事ができないものです。

実習が終わってから国家試験までの短期間は、国家試験の勉強に集中しなければなりません。

国家試験は2月中旬ですが実習が終わってからあまり期間もないので、しっかり勉強をしておきましょう。

国家試験が終わったら卒業式がやってくる

国家試験が終わったら全てから解放され晴れて自由の身です。

今までの辛い実習も勉強もひとまず忘れて、気分転換しましょう。

卒業式は学校にもよりますが3月の頭までに行われるところも多く、国家試験終了後から卒業式までの間はゆっくり過ごす事ができます。

この期間中に就職のための準備を進めておきましょう。

就職先によっては住民票などの書類の提出が必要なので、そろえておくことをオススメします。

また就職してから1人暮らしを始めるという人は、新生活に向けて準備する事が必要です。

直前になってからではバタバタしてしまい大変なので、余裕を持って準備を始める事が大切なのです。

入社までの1ヶ月間は体調に気をつけて過ごす事

卒業式も無事に終わり入社までは約1ヶ月の期間があります。

この期間を利用して卒業旅行や髪を染めたり色々と楽しむ人も多いですが、遊びすぎて体調を崩してしまっては働けなくなってしまいます。

遊ぶことも大切ですが、体調管理には気をつけ規則正しい生活を心がけましょう。

不規則な生活に慣れてしまうと、働き出した時にカラダがしんどくなってしまいます。

そして卒業して髪を派手な色に染めたり自由を楽しむ人も多いと思いますが、あまり羽目を外さないようにする事が必要です。

就職先の病院に健康診断などで出向かなければならない場合や制服採寸などもあるので、あまり派手な色だと病院側から注意されてしまう可能性もあります。

入社前ですが印象も良くないのでほどほどにしておきましょう。そして入社前には髪色は戻してきっちりしておく事が必要です。

入社するまで安心して過ごすために

就職先から内定通知をもらって喜んでいる間に国家試験という忙しい看護学生ですが、国家試験が終われば入社までの期間は自由な時間があります。

つい内定が決まってから気が緩んでしまいがちですが、最後までしっかり気合を入れて挑む事が必要になってくるのです。

看護学生は一般的な大学生の就職活動と比べると国家試験もあるので違うところも多いですが、就職活動に時間がかからない分大変なことも多いのです。

内定をもらってから入社するまでの過ごし方が分からなという人や就職活動について知りたいという人は、今回紹介した就職が決まってから入社するまでの過ごし方をぜひ参考にしてみてください。

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★TOMO★

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看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/