病院で働いていると必ず患者さんの急変に遭遇することがありますが、初めての急変ではパニックになってしまい動けないという新人看護師も多いです。
目の前の患者さんが急変した場合は、すぐに助けを呼び、処置を行うことが最優先ですが、経験がないと動けないことも。
急変対応は看護を行う上で大切な看護ケアの一つですが、勉強しておくことで慌てず冷静に対応できることも多いです。
今回は、急変時の対応を勉強したい看護師にオススメする急変対応の知識が身につく参考書を3冊紹介します。
急変時の対応を勉強したい看護師にオススメの参考書
急変時の看護を勉強したい看護師にオススメ
目の前の患者さんが急変した時は慌ててしまい、どのように動けば良いか分からないという人もいると思います。
救命処置を行うために様々な動きが必要になりますが、この本では気道確保や脈拍の確認などの救命救急処置の流れが紹介されています。
内容はカラー写真で細かく紹介されているので、よりイメージしやすく分かりやすいものになっています。
また付属のDVDでは急変患者の発見から蘇生までの一連の流れが紹介されているので、映像で見て理解することができます。
急変時に必要な処置を勉強したい看護師にオススメ
急変した患者さんを発見して助けを呼んで蘇生の準備までは分かるけど、具体的な処置などが分からないという人も多いと思います。
患者さんによっては普段は病棟で行なっていない処置などが必要になる場合もあるため、急変時に行われる処置も知っておくことが大切です。
この本では、急変時の患者さんに必要な処置について紹介されており、急変患者に必要な観察などの基本知識も紹介されているので、急変時の対応を勉強することができます。
また、ポケットサイズなので手軽に持ち運ぶことができ、時間があるときにサッと確認できるのも使いやすいポイントです。
急変を予測するアセスメント力を勉強したい看護師にオススメ
ナビトレ アセスメント力UP!すぐできる 日勤・夜勤の急変の予測と対応: 「何かおかしい」「いつもと違う」を見逃さない (Smart nurse Books 16)
患者さんの急変は急に起こることもありますが、場合によっては「今日はなんか様子が違う」などと違和感があることもありますよね。
違和感を覚えても根拠と自信がないので、そのまま気にせず放っておいて急変したという経験をしたことがある人もいると思います。
急変が予測できれば、準備や適切な看護ケアを行うことができますが、急変を予測するためにはアセスメント力が大切になります。
この本では急変を予測するためのアセスメント力だけでなく、巡視のポイントなどの対応も紹介されているので、慌てずに対処することができます。
急変時の対応を身につけるために
看護師として働いていると患者さんの急変する場面に遭遇することがあります。
経験がない新人の間は急変に対して対処できないことも多いですが、看護師の判断が患者さんの命を左右することもあるため、正しい知識を身につけることが大切です。
急変時の対応を身に付けたいと考えている人は、今回紹介した急変対応の知識が身につく3冊を参考にしてみてください。
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