病棟では様々な看護ケアや処置が行われますが、病院で働いていると輸液療法に関わる機会が多いです。
点滴は苦手、滴下計算がすぐにできないという悩みを抱えている新人看護師も多いと思います。
輸液療法について苦手に感じている人も多いですが、点滴についてしっかり理解をして処理を行うことが大切です。
今回は、輸液療法について勉強したい看護師にオススメする、苦手な点滴、輸液療法を得意に変える参考書を3冊紹介します。
輸液療法について勉強したい看護師にオススメの参考書
輸液療法の基本を勉強したい看護師にオススメ
看護の現場ですぐに役立つ 「輸液」のキホン (ナースのためのスキルアップノート)
病院で働いていると輸液療法に携わる場面が多いですが、点滴に自信がないという人も多いのではないでしょうか?
ドクターから指示されたからとりあえず指示通りに点滴をしている、患者さんから「何でこの点滴をしているのか?」と聞かれたら答えられない、なんて不安を抱えながら仕事をしている人も多いと思います。
この本では輸液の基本から、なぜその輸液を使うのかという根拠まで細かく紹介されています。
現場では教えてもらえない輸液の基本が紹介されているので、輸液の基本を勉強したいという新人看護師にオススメの1冊です。
輸液療法の観察ポイントを勉強したい看護師にオススメ
簡単・まるわかり輸液Nursing Note―輸液&観察看護手帳
輸液療法では輸液の選択の根拠を理解することも大切ですが、患者さんの観察が重要になります。
輸液療法で観察するポイントは決まっていますが、この本では患者さんに合わせた観察項目が紹介されているので、臨床で活かせる知識を身につけることができます。
各項目では看護ケアに活かせるポイントが書かれているので、新人看護師でも理解しやすい内容になっています。
ポケットサイズなので手軽に持ち運べるもの嬉しいポイントです。
看護ケアに活かせる輸液知識を勉強したい看護師にオススメ
輸液療法の基本を理解することも大切ですが、看護ケアに活かせる知識を身につけることも必要です。
この本では、臨床で行われている輸液療法の技術や患者さんの状態に合わせて応用するポイントが紹介されているので、すぐに使える知識を身につけることができます。
臨床で活かせる看護技術だけでなく、電解質や輸液の基本も一緒に紹介されているので、基本を押さえながら勉強することができます。
輸液療法は高齢者や小児など対象によって注意点も変わってくるため、患者さんに合わせたケアを学ぶことが大切です。
苦手な点滴・輸液療法を得意に変えるために
輸液療法は主治医の指示があるから指示に従っているだけという新人看護師もいると思いますが、看護ケアを行うためには根拠を理解することが必要です。
点滴や輸液療法が苦手に感じている人も多いですが、きちんと根拠を理解すれば苦手に感じなくなります。
苦手な点滴・輸液療法を得意に変えたいと考えている人は、今回紹介した苦手な点滴、輸液療法を得意に変える3冊を参考にしてみてください。
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