看護実習に行きたくないと悩む看護学生へのアドバイス!

看護学生は実習に勉強に忙しい毎日を送っている人も多いと思います。

その中でも特に実習が忙しいと感じる人もいるのではないでしょうか?

実習の中には、もう二度と行きたいくない、経験したくないなどと苦い思いをした人もいるかも。

今回は、実習に行きたくないと悩む看護学生へのアドバイスをお伝えします。

看護学生が実習に行きたくないと感じる理由とは?

看護学生の多くは、実習に行きたくないと感じている人が多いと思います。

しかし、看護師になるためには実習を乗り越えなければなりません。

看護学生が実習に行きたくないと感じる理由には、様々な理由があるようです。

  • 実習中の記録が苦痛
  • 急性期の実習が辛い
  • 実習中は寝られない
  • 精神的なプレッシャーと緊張感が辛い
  • 指導者に怒られるのが怖い

実習に行きたくないと感じている学生の中には、このような思いを持っている人も多いです。

実習に対してネガティブなイメージも多く、実習のことを考えるだけで気持ちがしんどくなる人も。

こんな実習は辛かった…実際にある過酷な実習内容

実際に実習に行った学生の実習エピソードを見てみましょう。

記録が終わらなくて眠れない

実習中は、記録に追われている学生も多いと思います。

学校によっては、実習記録は手書きと決められているところもあるので、忙しい実習であれば、枚数も多くなり寝る時間がないことも。

その日の記録だけでなく、翌日の記録、計画、アセスメントを全てこなさなければならないため、実習中は寝る時間がありません。

中には、実習中は3日間オールで通ったという強者もいるようです。

眠れない状況は、精神的にも体力的にも辛いですよね。

実習先の指導者と看護師が怖い

実習先によっては、看護師と指導者の対応が怖く、トラウマになっている人もいるかもしれません。

挨拶をしても無視されてしまい、邪魔者扱いをされているような感じを受ける人も多いです。

実習中は、常に勉強が必要であり、少しでも質問に答えられないと、厳しい言葉を投げかけられてしまうことも。

そんな環境では、気持ちも持ちませんよね。

夢で実習風景が出てくるので休めない

看護学生であれば、1度は経験したことがあるのではないでしょうか?

実習中はどうしても緊張感が抜けず、中休みでもゆっくり休めないことが多いです。

せっかくの休日に、夢で実習風景が出てきたら、体も気持ちも休めないですよね。

このような緊張感が辛く、実習に行きたくないと感じる学生も多いです。

看護学生が実習を乗る超えるための5つのポイント

実習に行きたくない!でも実習に行かなければ看護師になれない。

こんな思いを抱えながら実習を頑張っている人も多いと思います。

それでは、実習を乗り越えるためのポイントを見ていきましょう。

実習が出来ることに対しての感謝の気持ちを持つ

学生にとって実習は当たり前のことと思いがちですが、実習が出来る環境に対して感謝の気持ちを持つことが大切です。

実習に行かされていると思ってしまうと、実習に対して嫌な気持ちが出てきてしまいます。

実習が出来ることへの感謝の気持ちを持って取り組むことで、前向きな気持ちになることができます。

実習に対する意識を変えてみることも方法の一つです。

報告は看護師のタイミングで行う

学生の中には「看護師に報告したら怒られた」という経験をしたことがある人もいると思います。

実習を進める上で、受け持ち担当の看護師との関わりは必要になってきますが、報告のタイミングが分かっていない人が多いです。

看護師サイドの意見としては、忙しいタイミングで声を掛けられ、仕事が進まないという声も。

実習中は自分のことで精一杯になってしまい、自分のタイミングで報告に行く学生が多いです。

報告をするときは、看護師の行動を見て、仕事の邪魔にならないタイミングで行うことで、怒られるなどの苦い経験をすることは少ないです。

質問は調べてから聞く

実習中は勉強の毎日なので、色々と分からないことや調べなければならないことが出てきます。

よく学生の中には、こんな悩みを持つ人もいます。

「分からないから質問したのに指導者に怒られた」

質問をすることは良いことですが、自分で調べもせずに質問をしていませんか?

実習は勉強をするために行なっているので、質問をする前に自分で調べて、どこが分からなかったのかを聞くことが大切です。

指導者は、調べずに質問をする学生に対しては、勉強をしていないという印象を持ってしまいます。

時間の使い方を見直す

実習中は、受け持ち患者さんとの関わりがメインになるので、コミュニケーションを通して情報収集を行います。

学生の中には、ケアが終わったらすぐに控え室に戻り、実習時間を控え室で過ごす人も。

実習中は患者さんとの関わりを学ぶ大切な時間になります。

すぐに控え室にこもるのではなく、時間があれば患者さんのところに行って、様々な情報を得る努力をしましょう。

時間の使い方を見直すだけで、有意義な実習時間を過ごすことができますよ。

事前学習は内容を理解する

実習前には事前学習の課題が出されることが多いと思います。

事前学習は面倒だから、インターネットからの情報を引用してそのまま印刷したり、手を抜いている人もいるかもしれません。

事前学習は、実習をスムーズに進めるためのプロセスになります。

実習中に少しでも勉強が楽になるよう、しっかり理解できる方法で行いましょう。

事前学習で勉強したことが実習中に活かされると、やる気にもつながります。

看護実習に行きたくないから楽しいに変えるために

看護学生にとって実習は、大変、辛い、しんどいなどのネガティブなイメージが多いと思います。

実習に行きたいないと思えば思うほど、やる気も出なくなってしまいますよね。

実習でしか経験できないことや出会いもたくさんあるので、少しでもスムーズに進められるように気持ちを変えてみましょう。

実習に対する気持ちを変えることで、行きたくないから楽しいと感じることができます。

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★TOMO★

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看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/