看護を行う上で重要になってくる項目の一つが看護過程ですが、看護過程が苦手という学生も多いのではないでしょうか?
看護過程は看護ケアを行う上で大切な考え方であり、実際に働き始めてからも必要になる知識です。
看護学生の実習でも看護過程は必要になる知識なので、しっかり理解しておくことが大切です。
今回は、看護過程を勉強したい看護学生にオススメする、看護過程が理解できる参考書を3冊紹介します。
看護過程を勉強したい看護学生にオススメの参考書
疾患から看護過程を勉強したい学生にオススメ
看護過程がどのようなものか分かるけど、実際の実習でどのように活用して良いか分からないという人も多いと思います。
受け持った患者さんに合わせた看護過程を展開することが、実習で勉強するポイントになりますが、難しく感じている人も多いはず。
この本では、疾患別に看護過程の展開が説明されており、オールカラーで写真なども豊富なので分かりやすいです。
また臨床で出会うことが多い疾患を中心に紹介されており、全部で80疾患から看護過程を勉強することができます。
症状から看護過程を勉強したい学生にオススメ
看護過程は、症状からアセスメントを行い、看護計画を立案して看護ケアへと展開していきますが、症状から病態への関連が難しいと感じている学生も多いと思います。
この本では臨床や実習でよく出会う24の症状について、メカニズムや解剖生理、病態、看護ケアまで理解することができます。
看護過程の展開が図式化されているので、見て分かる内容になっており、実習に活用できる1冊です。
治療や検査なども説明されているので、トータルで知識を身につけることができます。
病態関連図を勉強したい学生にオススメ
アセスメントに看護過程、計画の立案など、実習では様々な勉強が必要になりますが、病態関連図はアセスメトと一緒に提出が求められることが多いです。
病態関連図は病態の知識だけでなく、患者さんの状態を踏まえて作成されますが、書き方が分からないという学生も多いです。
この本では、実習で必要になる病態関連図の書き方から、疾患の理解までが同時に行える内容になっています。
関連図は実習では必要になるものなので、苦手に感じている人にオススメです。
看護過程を勉強して理解するために
看護過程は、看護学生の多くが苦手に感じている分野ですが、看護ケアを行う上では大切な知識となります。
実習では必ず看護過程の知識が必要になるので、理解できるよう勉強しておくことをお勧めします。
看護過程の勉強をしたいという人は、今回紹介した看護過程が理解できる3冊を参考にしてみてください。
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