国家試験も無事に終わり春から看護師として働くという人もいると思いますが、新生活の準備だけでなく、看護師としての準備は出来ていますか?
初めての就職、新しい環境での新生活に不安と楽しみを感じているという人も多いと思いますが、何事も準備が大切です。
看護師として働き始めると新しい環境に慣れるまで大変に感じることも多く、毎日が勉強の繰り返しです。
そんな新生活で良いスタートを切るために、これから看護師として働く新人看護師にオススメの参考書を5冊紹介します。
これから看護師として働く新人看護師にオススメの参考書
基礎看護技術の復習にオススメの参考書
看護学生時代に基礎看護技術は練習してきたと思いますが、国家試験が終わって実習の間が空いてしまうと意外に忘れてしまっていることも多いです。
実際に看護師として働き始めてからも基本的な看護技術は使う場面が多いので、入社するまでの期間を使って復習しておくと良いでしょう。
技術の手順だけでなく、根拠もしっかり勉強しておくことが大切です。
この本では基礎看護技術だけでなく臨床看護技術も紹介されているので、入職後も活用できる1冊なのでオススメです。
看護記録の勉強にオススメの参考書
看護の現場ですぐに役立つ看護記録の書き方 (ナースのためのスキルアップノート)
看護学生時代は実習記録で大変な思いをしたという人も多いと思いますが、看護師の現場では看護記録を書かなければなりません。
看護記録をかくためにはアセスメントが必要ですが、どのように書いたら良いのか分からないと感じている人も多いと思います。
看護記録の書き方や様式などは職場によって変わってきますが、考え方や記載の方法は基本的に同じです。
働き始めてから困らないためにも、看護記録の書き方の基本を勉強しておきたいという人にオススメの1冊です。
アセスメントの勉強に活用できる参考書
学生時代の実習でもアセスメントの勉強を積んできたと思いますが、臨床ではすぐに頭の中でアセスメントを組み立てることが必要になります。
またアセスメントを行うためには日々の観察が重要になりますが、意外に苦手という人も多いです。
この本ではアセスメントの基本から観察項目、観察の仕方などが紹介されており、働きだしてからも活用できる内容になっています。
基本的なアセスメントは押さえておきたいポイントでもあるので、勉強に役立つオススメの1冊です。
新社会人としてのマナーを身につけられる参考書
看護師は専門職なので一般的な世間と関わる機会が少ないですが、看護師として働き始めたら世間では1人の社会人として扱われます。
まだまだ学生気分の人も多いですが、職場では学生のような甘えは通用しません。
新人看護師としても新社会人としても気持ちの良いスタートを切るためにも、最低限のビジネスマナーは身につけておきましょう。
一般的な社会で使われるようなビジネスマナーが多いですが、受け答えや目上の人への対応などはどこの現場でも基本となっているので、この本を活用してビジネスマナーを勉強しておきましょう。
正しい敬語の勉強に役立つ参考書
社会人として敬語は重要なツールになりますが、正しい敬語を話せていると自信を持っている人は少ないのではないでしょうか?
看護師は色々な人と関わる仕事でもあるので、言葉遣いは大切になります。
職場での上司や先輩だけでなく、患者さんに対しても正しい敬語を使ってコミュニケーションを行うことも必要になってきます。
この本では、間違った敬語と正しい敬語をシーン別に紹介されているので、実際にどのように使うかがイメージしやすいので新人看護師にオススメです。
言葉遣い一つで自分の印象が左右されてしまうこともあるので、新社会人として正しい敬語を身につけて気持ちの良いスタートを切りましょう。
社会人として看護師として活躍するために
看護師として新社会人として楽しみや不安もあると思いますが、何事も準備が大切になります。
国家試験が終わって一息つくことも大切ですが、入職までの時間を有効に活用して社会人としての準備をしておくことで、良いスタートを切ることができます。
看護師になってからは毎日勉強に追われる日々ですが、基本を押さえておくことで自分の自信にもつながります。
社会人としての準備をしておきたいと考えている人は、今回紹介したこれから看護師として働く新人看護師にオススメの5冊を参考にしてみてください。
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