看護師として働いていると薬剤を扱う機会が多いですが、薬剤によっては副作用があるものや術前に内服中止するものなど様々なものがあります。
患者さんの薬は看護師が管理することが多いため、患者さんがどのような薬剤を内服しているかを把握しておくことが大切です。
薬を覚えるのが苦手という人も多いと思いますが、看護を行う上では大切なポイントになります。
今回は、看護の現場で使用される薬剤について勉強したい看護師にオススメする、薬の基本が分かる新人看護師にオススメの参考書を3冊紹介します。
看護の現場で使用される薬剤について勉強できる参考書
薬の基本から勉強したい新人看護師にオススメ
薬については苦手という人も多いと思いますが、いきなり薬理学などの難しい内容は抵抗があるという人にオススメの1冊です。
この本は看護学生、看護師向けになっており、「薬ってなに?」という基本的な項目から臨床で使える知識までが分かりやすく紹介されています。
イラストも多く、ポケットサイズなので持ち歩きも気軽にでき、空いた時間にサッと読めるのも嬉しいポイントです。
まずは簡単な内容から勉強したいと考えている新人看護師にオススメの入門書です。
現場で使われる薬の基本を勉強したい看護師にオススメ
看護の現場ですぐに役立つ くすりの基本 (ナースのためのスキルアップノート)
配属された部署によって扱う薬剤も変わってきますが、薬についての基本的な知識は知っておく必要があります。
学生時代に勉強した薬理学などは苦手だったという新人看護師も多いと思いますが、基本はしっかり押さえておきましょう。
この本では、看護師が現場で扱う薬の基本が紹介されており、イラストとポイントがまとめられているので新人看護師の勉強にオススメです。
薬の名前と作用を丸暗記するのではなく、しっかり根拠を学ぶことができるので、どの分野でも必要になる基本を身につけることができます。
疾患ごとに使用される薬剤を勉強したい看護師にオススメ
薬剤の基本を押さえておくことも大切ですが、薬剤について効率よく勉強を進めていくためには、自分の働いている領域の薬剤からマスターすることが1番です。
この本では、領域別に使用される薬剤が紹介されているので、疾患から薬剤を勉強することができます。
また、薬剤の商品名も記載されているので、臨床で使える薬剤の知識を身につけることもできるのが嬉しいポイントです。
「薬がみえる」は全部で3冊のシリーズになっており、それぞれの領域ごとに分かれているので、自分の領域に該当するシリーズで勉強することがオススメです。
薬の基本を身につけるために
病院で働いていると必ず薬を扱う場面が出てきますが、薬について自信がないという人も多いと思います。
看護を行う上で薬の扱いや知識は重要になるので、しっかり身に付けておくことが大切です。
薬の基本を勉強したいと考えている新人看護師は、今回紹介した薬の基本が分かる新人看護師にオススメの3冊を参考にしてみてください。
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