最近では寝たきりの高齢者も多く、褥瘡の予防に病棟全体で取り組んでいるというところもあると思います。
特に高齢者の褥瘡は、発生してしまうと治癒が難しく悪化してしまうことも多いです。
褥瘡のケアを毎日行なっているという人も多いと思いますが、意外に正しい処置を知らないという人も。
今回は、褥瘡ケアについて勉強したい看護師にオススメする褥瘡予防からケアの基本が分かる参考書の3冊を紹介します。
褥瘡ケアを勉強したい看護師にオススメの参考書
褥瘡ケアの基本を勉強したい看護師にオススメ
病棟で働いていると褥瘡のケアを行う機会が多いですが、新人看護師の中には褥瘡の基本を理解していないと感じている人も多いです。
褥瘡は予防が大切ですが、発生してしまった後の処理も重要になります。
この本では、褥瘡についての基本から看護ケア、処置についてポイントごとに紹介されているので、分かりやすいです。
またカラー写真が使用されているので見て理解できる内容となっており、新人看護師にオススメの1冊です。
褥瘡ケアについて勉強したい看護師にオススメ
病棟の方針に従って褥瘡ケアを行なっているという人も多いと思いますが、褥瘡ケアは患者さんに合わせて行う必要があります。
褥瘡ケアを行なっていると「どうしたらいいんだろう?」と疑問を感じることもあると思います。
この本ではそんな褥瘡ケアの疑問を解決するヒントが紹介されており、臨床ですぐに使える知識を身につけることができます。
日常の看護で感じた疑問に対する答えが紹介されているので、新人看護師の自己学習にも活用できる1冊です。
アセスメントスケールを勉強したい看護師にオススメ
褥瘡ケアは毎日の観察が大切になるため、病棟でアセスメントスケールを活用して評価をしているというところもあると思います。
アセスメントスケールは褥瘡の評価に使える便利なものですが、活用方法を理解しておく必要があります。
この本では、褥瘡が発生した場合の評価方法を中心に紹介されており、DESIGN-Rを用いた創の観察方法や、リスクアセスメントスケールの使い方を身につけることができます。
また、ポケットサイズなので持ち運びもできるので、確認したい時にサッと確認できるのも嬉しいポイントです。
褥瘡ケアの基本を身につけるために
褥瘡の発生は様々な要因が関係していますが、看護師のケア不足で生じるものもあります。
褥瘡は予防することが大切ですが、発生した後の処置や観察などのケアも身につけることが必要です。
褥瘡ケアの基本を身に付けたいと考えている人は、今回紹介した褥瘡予防からケアの基本が分かる3冊を参考にしてみてください。
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