フィジカルアセスメントは看護ケアを行う上で大切な項目になりますが、あまり自信がないという人も多いのではないでしょうか?
聴診なども大切な観察項目の一つですが、正常・異常が分からなければ看護ケアに生かすことができませんよね。
患者さんの状態を把握するためにはフィジカルアセスメントが大切になってきます。
今回はフィジカルアセスメントを身に付けたい看護師にオススメするフィジカルアセスメントが理解できる参考書を3冊紹介します。
フィジカルアセスメントを身に付けたい看護師にオススメ
フィジカルアセスメントの基本を勉強したい新人看護師にオススメ
フィジカルアセスメントは患者さんの状態を把握するために必要な看護技術の一つですが、観察に自信がないという新人看護師も多いと思います。
この本では、フィジカルアセスメントの手技だけでなく、解剖生理から疾患をトータルで勉強することができます。
解剖生理から疾患の症状までを一貫して勉強することができるので、根拠を理解しながらフィジカルアセスメントのポイントを身につけることができます。
また、スマートフォンやパソコンで呼吸音や心音を聴くことができる付録が付いているので、より実戦で活かせる内容となっています。
症状からフィジカルアセスメントを勉強したい看護師にオススメ
患者さんのサインを読み取る! 山内先生のフィジカルアセスメント 症状編
フィジカルアセスメントの参考書では手技をメインに紹介されているものが多く、実際の活用する場面が分からないという人も多いと思います。
この本では、患者さんの症状からどのようにフィジカルアセスメントを活用していくかという内容で紹介されているので、より実践的な知識を身につけることができます。
臨床で出会う機会が多い、27の症状が紹介されており、その症状からどのようなことを聞くのかなど、アセスメントの思考の流れを学ぶことができます。
臨床では症状から異常の早期発見が重要になってくるので、頭の中で必要なアセスメントを組み立てる力を身につけることができます。
フィジカルアセスメントを実践的に勉強したい看護師にオススメ
フィジカルアセスメントをケアにつなげる: 12事例で学ぶ看護の要点
フィジカルアセスメントの基本を勉強しても実際に活用する場面が分からないという人も多いと思います。
フィジカルアセスメントは実際に活用して身に付けていく技術でもあるため、実際の活用例から勉強したいという人にオススメの本です。
この本では、臨床でフィジカルアセスメントがどのようなケアにつなげて使われるかを学ぶことができます。
12の事例をもとにクリティカルケアから急性期、慢性期の様々な症状の実践ケアを身につけることができます。
フィジカルアセスメントを理解するために
フィジカルアセスメントは患者さんの症状から看護ケアを判断するための大切な情報になります。
看護を行う上で基本的な技術ですが、正しい知識を身につけて実践することが大切です。
フィジカルアセスメントを理解したいと考えている人は、今回紹介したフィジカルアセスメントが理解できる3冊を参考にしてみてください。
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