救命救急では様々な症状の患者さんと関わる機会が多いですが、重症の患者さんも多く迅速な判断や対応を求められることもあります。
急変が起きたり患者さんの展開が早い場面を体験して、救急救命の現場についていくのが大変と感じている人もい流のではないでしょうか?
救命救急では急変時の対応なども重要になり、覚えなければならない知識も沢山あります。
今回は、救命救急で働く看護師にオススメの救命救急の必要なスキルが身につく参考書を3冊紹介します。
救命救急で働く看護師にオススメの参考書
救急看護の基本を勉強したい看護師にオススメ
〜目次〜
1章 救急看護って何 ? 、2章 ○○の患者が来た ! どうする ? 、3章 まるっとわかる ! 救急ナースのキホン技術、4章 これだけはゼッタイおさえる ! くすりの知識
救急看護は急変対応や様々な症状の患者さんの看護を行いますが、看護を行うためには疾患の知識などの基本知識が必要になります。
こん本では救急看護の基本から症状別の観察項目のポイント、救急看護で必要な看護スキルなど、救急看護に必要な内容が紹介されています。
新人看護師のひとり立ちレベルの内容が中心になっているので、チェックリストで自分がどのレベルにいるのかが確認できます。
救急看護の必要な看護スキルや基本的な知識を1から勉強したいと考えている新人看護師にオススメです。
救急看護の急変時の対応の流れを勉強したい看護師にオススメ
〜目次〜
1.救急・急変看護のキホン、2.一目でわかる!症状別対応フロー、3.一目でわかる!外傷別対応フロー
救命救急の現場では、患者さんの急変時の対応なども行いますが、実際に急変の場面に遭遇した時に何をすれば良いか分からないという人もいると思います。
急変時の対応は経験によって慣れが必要な部分もありますが、行動の前に正しい知識も必要になります。
この本では急変時の対応がチャート式で紹介されているので、どのような流れで対応することが良いのかなどの看護のポイントが一目で分かる内容になっています。
症状別に紹介されているので、急変時の対応をイメージしやすく臨床で活かせる知識を身につけることができます。
これから救急看護で働くという新人看護師の入門書としてもオススメです。
急変時の心肺蘇生などの対応を勉強したい看護師にオススメ
写真でわかる急変時の看護―心肺蘇生法を中心に…処置の流れとポイントを徹底理解
〜目次〜
1.急変時の看護―急変時にどう対応するのか、2.心肺蘇生法:一次救命処置(成人編)、3.心肺蘇生法:一次救命処置(小児編)、 4.心肺停止患者への対応に必要な知識と看護
救急救命では重症の患者さんや急変時などに心肺蘇生などの処置を行うことがあります。
頭では分かっていても、いざその場面に遭遇してしまうとパニックになってしまい動けないという人も多いと思います。
この本では心肺蘇生の処置の動きなどが写真でコマ送りで紹介されているので、細かいポイントまで分かりやすいので、自己学習や復習などにピッタリです。
また、写真だけでなく付属のDVDに一連の流れが収録されているので、動画で確認しながら覚えることができます。
救急救命に必要なスキルを身につけるために
救急救命は様々な症状や病状の患者さんと関わることが多いので、幅広い知識を持って対応することが求められます。
また急変時には心肺蘇生などの処置も行わなければならないため、すぐに対応できるよう勉強しておく必要があるのです。
救急救命に必要なスキルを身に付けたいと考えている人は、今回紹介した救命救急の必要なスキルが身につく参考書の3冊を参考にしてみてください。
関連記事(PR含む)
★TOMO★
最新記事 by ★TOMO★ (全て見る)
- 慌てず冷静になることが大切!病棟の急変対応の流れについて - 2018年3月4日
- カテーテルの長さがポイント!口腔内吸引の手順と吸引のコツ - 2018年3月2日
- 刺入部位の観察がポイント!中心静脈栄養中のケアの手順と観察項目 - 2018年3月2日