腎・泌尿器科の看護をマスターできるオススメ参考書3選!

腎・泌尿器科で働く新人看護師の中には、特殊な検査や処置が多くて勉強が大変と感じている人も多いのではないでしょうか?

腎・泌尿器科では膀胱鏡の検査など泌尿器科特有の検査や処置なども多いので、検査について勉強しなければなりません。

また腎臓内科では透析の患者さんも多いので、透析後の看護ケアも大切になります。

今回は腎・泌尿器科で働く新人看護師にオススメの看護がマスターできる参考書を3つ紹介します。

【目的別】腎・泌尿器科で働く看護師にオススメの参考書

腎・泌尿器科の基本を勉強したい看護師にオススメ

病気がみえる vol.8: 腎・泌尿器

〜目次〜
解剖/検査・処置/症候/腎臓の機能/体液と浸透圧/水・ナトリウム代謝/カリウム代謝/Ca・P・Mg代謝/リン代謝異常/酸塩基平衡/輸液療法/腎疾患総論/糸球体疾患/尿細管・間質性疾患/腎血管系の疾患/全身性疾患に伴う腎障害/腎不全/血液浄化療法/腎移植/尿路結石/尿路・性器感染症/尿路・性器腫瘍/下部尿路機能障害/先天異常/男性生殖機能の異常/その他の泌尿器疾患

腎・泌尿器科は全身の循環にも関係する部分なので解剖生理学がポイントになってきますが、勉強が苦手という人も多いと思います。

この本ではイラストで紹介されているので、解剖と生理がイメージしやすく分かりやすいだけでなく、病態の基本も身につけることができます。

疾患別に紹介されているので、実際に病棟で出会う疾患についても勉強することができます。

なぜそのような症状が出ているのかという根拠を学ぶことができるので、新人看護師の勉強にオススメの1冊です。

Amazonで本のレビューを見る

泌尿器科の看護ケアを勉強したい看護師にオススメ

泌尿器科看護技術コツとポイント: 写真とイラストでみるみるわかる! (泌尿器ケア2013年冬季増刊) 

腎・泌尿器科ではカテーテル管理や膀胱洗浄などに携わる機会が多いですが、一般的な看護技術が紹介されている参考書には載っていないことがあります。

こん本では泌尿器科のカテーテル管理や膀胱洗浄、検査の介助やコツなどが紹介されているので、泌尿器科で働くための基本的な知識を勉強することができます。

またストーマケアについても紹介されているので、病棟で必要になる看護技術が写真付きで分かりやすく紹介されています。

腎・泌尿器科で必要になる基本的な看護ケアのポイントを学ぶことができるので、新人看護師の勉強にも役立つ1冊です。

Amazonで本のレビューを見る

透析導入の看護について勉強したい新人看護師にオススメ

新人ナースのための透析導入マニュアル 改訂2版―慢性腎臓病(CKD)と腎不全看護がわかる! 

〜目次〜
透析治療の知識/透析導入の準備/透析導入期のケアの実際/コラム(ナースが理解しておきたいガイドラインのポイント)

腎・泌尿器科では、透析を導入する患者さんと関わる機会が多いですが、透析導入にあたって看護師が指導を行う場面もあります。

患者さんへの指導の前に、看護師が理解しておく必要がありますが、この本では透析導入期の患者さんの治療や看護を新人ナース向けに紹介しています。

透析導入指導では、透析や病態の説明だけでなく患者さんの心理的な援助も必要になってきますが、患者さんの心理的特徴なども細かく紹介されているので患者さんの理解にも役立ちます。

これから透析導入の指導があるという新人看護師の勉強にオススメの1冊です。

Amazonで本のレビューを見る

腎・泌尿器科の看護をマスターするために

腎・泌尿器科ではカテーテル管理や術後管理、透析導入など覚えることが多いですが、患者さんに寄り添うためには正しい知識を身につけることが必要になります。

特に透析の導入では患者さんの心理的にサポートすることも大切になってくるため、患者理解が重要になってきます。

腎・泌尿器科の看護を勉強したいと考えている人は、今回紹介した腎・泌尿器科の看護についての3冊を参考にしてみてください。

関連記事(PR含む)

The following two tabs change content below.
★TOMO★

★TOMO★

看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/