実習中は常にピリピリとした緊張感が張り詰め、プレッシャーに耐えられない人もいるかもしれません。
看護学生の中には、実習先の看護師の対応が怖いと感じた人もいるのではないでしょうか?
指導者へ質問するとキツイ言葉や態度を取られてしまってトラウマ…なんて人も。
実習で怖いと感じた経験がある人は多いと思います。
今回は、実習で”怖い”と感じる瞬間ベスト3についてお伝えします。
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看護学生は実習先で常に恐怖と戦っている
看護学生にとって、実習は避けて通れないものですよね。
実習の単位を落としてしまうと留年してしまうこともあるので、出来れば良い結果を残したいと考えている人も多いと思います。
でも、実際は実習先の指導者や看護師の対応、校内実習に対して怖いと感じている人は多いです。
実習を経験している人の中には、実習中は実習先の病院で常にビクビクしながら過ごしている人もいるのではないでしょうか?
指導者の指導や看護師の態度、患者さんとのコミュニケーション、すべてが不安に感じてしまい、恐怖心につながっている人も。
看護学生は実習中は常に恐怖と戦っている状況なのです。
実習で怖いと感じる瞬間ベスト3
看護学生が実習で怖いと感じる瞬間ベスト3を見てみましょう。
1)実習指導者が怖い
実習先では臨床指導者が指導を行ってくれますが、態度や指導が怖い!と感じる学生も多いです。
実習期間中は、指導者と関わる時間も多く、記録の指導やケアの指導など、あらゆる場面で顔を合わします。
- 指導者が怖すぎて実習が辛かった
- 分からない所を質問したら逆に質問攻めにして返された
- 声をかけるとタイミングが悪い!と一方的に怒られた
- 学生カンファレンスを見守る指導者の目線が怖かった
- 患者さんの前では笑顔で対応しているのに学生の前では真顔で怖い
- 患者の前と学生の前の態度が全然違う
指導者が怖いと感じる学生は多いですが、指導者の対応や態度に対して恐怖を覚えた人が多いようです。
質問をしたら逆に質問攻めにされて返されたなど、学生の中にも共感できる人もいるかも。
学生の多くは、実習先の実習内容よりも、指導者がどのような人かが気になる人も多いはずです。
2)注射実習が怖い
看護学校の実習の中には、臨地実習だけでなく校内で行われる校内実習もあります。
注射の実習は、点滴は血管モデルの模型を使用して行われますが、採血の実習は学生同士で実際に行われるため怖いと感じる人も多いです。
- 学生同士の採血が怖かった
- 相手がプロではないので信用しきれないかった
- 針から目が離せなかった
- 恐怖で手汗が止まらなかった
- 手元が震えで安定できず怖かった
実習とは言え、プロではない学生同士で行うため、実施する方も注射される方も恐怖心が芽生えます。
注射は神経穿刺などの合併症もあり、注意が必要な処置の一つであることがわかっていると余計に怖いですよね。
教員の指導の元で実施しますが、震えながら実施する姿を目の前で見ているのも耐えられないくらい怖いと感じる人も多いです。
3)看護師の対応が怖い
病棟での実習では、実習先の看護師と関わることも多いです。
実習先の看護師からの対応が怖いと感じる学生も多く、トラウマになってしまう人も。
- 挨拶をしても無視されて怖い
- 学生に対する看護師の視線がキツイ
- 朝の行動計画を聞いてもらえない
- 質問ぜめにされて怖かった
- 看護師の存在そのものが怖い
実習を行うときは、受け持ち患者さんを担当しながら進めて行くことが多いです。
学生は担当ナースに行動計画や挨拶を行いますが、なかなか声を掛けづらいと感じている人も。
声をかけるタイミングが悪いと理不尽に怒られてしまうこともあります。
実習で一番怖いものは、実習先の看護師と答える学生も多いです。
“怖い”と感じた時の対処法とは?
看護学生は実習や学校生活の様々な場面で”怖い”と感じることが多いです。
怖いと感じてしまうと、モチベーションも上がらず嫌な気持ちしか出てきませんよね。
特に、実習となると乗り越える自信がなくなってしまいます。
怖いと感じる原因をハッキリさせる
実習や学校生活の中で怖いと感じる瞬間は人それぞれです。
怖いと感じるときは、その原因をハッキリさせることで恐怖心が薄くなることもあります。
怖いと感じている人の中には、漠然とした不安や理由が分からない人も。
「自分はなぜ怖いと感じるのか」を考え、原因がわかると少しだけ気持ちが軽くなります。
実習指導者には伝え方を工夫することが大切
実習指導者に質問をしたら怒られてしまったり、質問ぜめをされた経験がある人もいると思います。
学生の中には、自分で調べることをせず、ただ分からないことを質問している人も多いです。
実習は、学校の授業のように先生から一方的に教えてもらう時間ではありません。
自分から積極的に学ぶ姿勢が求められるため、自分で調べずに質問することは積極性が感じられないと思われてしまいます。
実習指導者に質問をするときは、自分で調べた内容を伝え、何が分からなかったのかを伝えるように工夫しましょう。
注射実習では手順を頭に入れて行うことが大切
校内実習である注射が怖いと感じる学生も多いですが、人に針を刺す行為が怖いと感じるのは当然のことです。
実習では患者さんの立場に立って考えることも大切なので、怖いと感じた感情は貴重な経験になります。
注射の演習では、失敗したらどうしようという不安もあるため、手順をしっかり頭に入れて挑むことが大切です。
注射を安全に実施するためには、正しい手順を理解して実施しましょう。
看護師にはタイミングを考えることが大切
実習先の看護師への対応で恐怖を感じた人もいると思います。
なかなか声を掛けづらい、声を掛けると怒られると消極的になってしまう人もいますが、看護師への声かけはタイミングが大切になります。
看護師の行動をしっかり観察し、ナースステーションで記録を記入しているときや手が空いている時に声を掛けるようにしましょう。
学生の中には、報告に急ぎ、自分のタイミングで声をかけに行く人が多いです。
学生のタイミングではなく、看護師のタイミングを見極めることが実習をスムーズに進めるポイントです。
怯えているのは逆効果になることもある
実習での嫌な経験はずっと頭に残っている人もいると思います。
嫌な経験をしてしまうと気持ちもネガティブになってしまい、やる気も出なくなってしまいますよね。
怖いからと言って怯えているだけでは前に進むことができません。
怯えるだけでなく恐怖に向き合うことで、自分の成長にも繋がります。
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