寝る時間がないくらい忙しい!看護実習中の効率的な時間の使い方

看護学生は普通の大学生と違って実習や勉強が忙しく大変ですよね。

特に実習が始まると記録に勉強に技術練習にやることが多く、毎日が大変だと感じている人も多いと思います。

家に帰るのは夜遅く寝る時間がなくてどうしたら良いか分からないと悩んでいる人もいるかもしれませんが、実習をうまく進めていくためには上手く時間を使う必要があります。

実習中の時間の使い方が分からないという人もいると思いますので、今回紹介する実習中の時間の使い方についてのアドバイスをぜひ参考にしてみてください。

実習中は睡眠時間が減ってしまう人が多い

実習が始まると、病棟で毎日患者さんと接しながら勉強も行わなけばなりません。

臨床実習でしか学べないこともあるので、実習は看護師になるためには必要ですよね。

実習が始まると忙しい毎日ですが、睡眠時間が実習前と比べて少なくなると感じている人はたくさんいるようです。

実習期間中の睡眠時間が減ってしまう原因には、どのようなものがあるのでしょうか。

・実習記録
・課題
・ストレス
・疲労
・通学時間

多くの学生が悩みに感じるものとして、実習記録が大きいと思います。

学校によっては手書きで提出を求められるものもあり、記録を完成させるのに何時間もかかってしまうという人も多いのではないでしょうか。

そして実習記録とアセスメントやその日に出された課題などもこなさなければならないため、普段よりもやらなければならないことが多く時間が足りないと思います。

課題や記録が出来ていなければ、次の日の実習に影響してしまうので手を抜けませんよね。

また実習では様々な患者さんと関わる機会もあり、病棟という普段と違う環境の変化もあるのでストレスに感じてしまい、眠れないなどの症状を感じている人も多いようです。

通学時間については、実習場所が遠方になってしまうと普段より早起きをして実習場所に行かなければならないので、睡眠時間に影響しているのです。

実習中の睡眠時間が減ってしまうことが分かりましたが、実際に実習中はどのようなスケジュールなのかを見ていきましょう。

実習中のタイムスケジュールはハード

実習中のタイムスケジュールは実習の内容にもよりますが、どのようなものか見ていきましょう。

今回は、一般的な病棟実習を例に挙げていきます。

< ある1日のタイムスケジュール >

7:30 通学
8:00    準備
8:30 実習スタート
12:00 休憩
13:00 実習再開
16:00 カンファレンスと振り返り
18:00 実習終了
19:00 帰宅
21:00 実習記録スタート
24:00 実習記録終了
25:30 準備、就寝

スタンダードな実習の1日は、このようになることが多いと思います。

実習記録は早ければ早く終わりますが、終わらなければ寝る時間も遅くなってしまいます。

また実習場所まで時間がかかる場合は、帰宅時間が遅くなってしまうので就寝時間にも影響してきますよね。

このようなスケジュールが平日の5日間続くので、かなりハードに感じている人が多いと思います。ただでさえ忙しい実習期間中ですが、上手に時間を使うためのアドバイスを見ていきましょう。

タスク表を活用して計画を立てて行う

実習が終わって家に帰ってしまうと、気が抜けて記録もやる気にならないという人も多いと思います。

病棟では気を張っているので、家に帰ると安心してしまいますよね。

気を抜いて記録を放っておくといつまで経っても終わりません。

効率良く終わらせるためには、タスク表を活用して計画を立てて行うことが大切です。

タスク表というのはやるべきことを書く表のことであり、実習期間中であればやることはたくさんありますよね。

作業を行う前に今日中にやるべきことをメモに書き出していき、書き出したタスクに優先順位をつけていきます。

時間が限られている場合は、今日中にやらなければならないタスクだけをこなしていき、時間に余力があったらそのほかのタスクをこなすようにします。

このようにやるべきことが目に見えている状態を作ることでより作業に集中でき、効率良く進めることができます。

タイムリミットを決めて取り組む

先ほどはタスク表を活用する方法を紹介しましたが、そのタスク表を使って作業を行う場合は、タイムリミットを決めて取り組むようにしましょう。

何となく作業に取り組むと、ダラダラとしてしまい終わらないという人もいると思います。

実習中は時間との勝負なので、いかに早く正確に終わらせるかが重要になってくるのです。

慣れない間は時間内に終わらないことが多いと思いますが、慣れてくると時間内に終わらせることができるようになってきます。

やり方としては、作業に取り組む前にタイマーを設定しておきます。

タイマーが鳴ったら一旦作業をやめて、作業が終わっていない場合は15分ずつ延長します。

このように時間を決めて行うことで、作業に集中して取り組むことが出来るので、効率良く進めることができます。

時間を上手く使って実習を進めるために

実習期間中は、実習記録や課題などやるべきことがたくさんありしんどいと思います。

おまけに寝る時間も少なく、ストレスや疲労の中でこなさなければならないので、実習期間中は憂鬱で嫌だという人も多いのではないでしょうか。

実習は看護師になるためには避けて通れない道ですが、上手い時間の使い方を身に付けることでスムーズにこなすことができます。

実習中の時間の使い方が分からないと悩んでいた人も、今回紹介した実習中の時間の使い方についてのアドバイスをぜひ参考にしてみてください。

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★TOMO★

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看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/