点眼は感染予防がポイント!点眼の手順と注意するポイント

こんにちは、看護技術の記事を担当している元看護師のTOMOです。

今回は、点眼を行う手順と注意するポイントについて紹介します。

点眼が必要な患者さんを受け持ったときに慌てないためにもポイントを押さえておきましょう!

眼科疾患の患者さんなどは点眼を行う機会も多いと思います。

特に白内障などの手術の前処置として、看護師が点眼の管理を行うことも。

点眼は目薬を目にさすことですが、意外に難しいと感じた人も多いのではないでしょうか?

点眼の目的

眼の消毒、殺菌、消炎、検査、手術麻酔などの薬効を得るため

点眼の必要物品

・処方箋
・指示された薬剤
・拭き綿
・手袋

点眼の手順

1.使用する薬剤を処方箋と確認し、ダブルチェックを行う

2.本人確認を行い、患者に座位か仰臥位もらう。座位の場合は頚部を少し後屈してもらう。

3.手袋を装着し、拭き綿を下眼瞼に当てて軽く下に引く

4.患者に上方を向いてもらうよう声かけを行う

5.点眼瓶の先端が患者の瞼などに触れないよう、薬液を指示量(通常は1滴)滴下する。

POINT点眼瓶の先端が患者のまつげなどに触れてしまうと、細菌が点眼瓶の中に入り込み感染の原因になることがある

6.滴下後、約1分間ほど目を閉じてもらい、拭き面で涙囊に薬液が入らないように軽く押さえる

POINT薬液が涙囊に入ってしまうと鼻腔内に流れてしまう

7.違った種類の点眼薬を同時に使用する場合は、少なくとも5分以上の間隔をあけて実施する

点眼の観察項目

全身状態

・バイタルサインなど

眼の状態

・炎症の程度、目やになどの分泌物の有無や性状

点眼のポイント

眼の手術のための前処置で行う点眼などは看護師が行うことが多いです。

点眼瓶の中の薬液は無菌状態になっているので、実施するときに患者のまつげや目に触れないように注意することが大切です。

また、通常は薬液の滴下は1滴で十分であり、薬液が多すぎると涙管を通って鼻腔内に流れてしまい不快感につながります。

医師からの投与指示がなければ1滴で点眼を行いましょう。

病棟で働いていると様々な既往歴を持った患者さんと出会うことが多いので、急に点眼の処置が必要だ!と手順が分からず慌てることもあります…。

点眼がうまく眼の中に入らないという人は、下まぶたを軽く引っ張るだけでなく、点眼瓶を持っている手でおでこ辺りを押さえながら実施すると入りやすいです。

急に点眼が必要になったときに慌てないためにも、今回の点眼を行う手順と注意するポイントについての内容を参考にしてみてくださいね。

 

安全に点眼を行うために

目薬は普段から自分で使い慣れているという人も多いと思いますが、人に行うときは難しく感じることがあります。

滴下する前には必ず声かけを行い、適量を点眼することが大切です。

また、検査や手術など目的に応じて薬剤が処方されているため、薬剤の内容を理解して投与することが必要です。

点眼薬はボトルが似たようなものも多いため、投与前にはしっかりダブルチェックを行うことが安全に投与するためのポイントです。

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★TOMO★

★TOMO★

看護学校卒業後は手術室で勤務。その後急性期病棟での看護を経験。現場の看護師不足の問題に直面し、看護師の採用に携わりたいと求人広告業界で営業として勤務。現在はPC1台で仕事をするため、看護師ライターを中心に活動。手術室で働く看護師を応援するため、webサイトで自身の経験を元に情報を発信している。https://openasnurse.com/